ジェットメロ:ヒーロー・オブ・ザ・ユニバース(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
型にハマらず自由に作られたゲーム、というのが第一印象。惑星上の建物を壊さないように、足もとのおぼつかない巨大なロボットを操作するのがユニーク。ロボットの、のんびりとした性格にも妙な味があります。敵ロボとのバトルや、パーツ集め、暗号解読などを経て、ロボットのルーツを探る物語も○。カメラがイマイチなのと、パーツに見た目のカスタマイズ以外の意味がないのがもったいない。
週刊ファミ通1562号より
個性的な作風や星々を旅する雰囲気がステキ。ヨロヨロと惑星を歩くロボは、うっかり建物を踏み潰してしまったりする様子がコミカルでかわいらしくありながら、徐々に明らかになっていくシナリオには切なさもあって、興味をそそられる。怪獣との対決や、暗号を解読するパズルをこなしていく構成もユニークだけど、あまり変わり映えがせず、途中からちょっと作業的に感じてくるところが惜しい。
週刊ファミ通1562号より
惑星を巡る宇宙旅行にワクワクさせられるが、ロボットの記憶が蘇るほどに、切なくなってしまう。記憶を取り戻す際の、ダイヤルで暗号を解くパズルはいいアクセント。また、各銀河系にいる怪獣との対決は、特撮さながらで思わず手に汗握る。さくっとクリアーできて、しかもエンディング後も惑星に散らばるロボットのパーツ集めが引き継ぎできるのはいいね。フォトモードの機能もかなり本格的。
週刊ファミ通1562号より
さまざまな惑星を探索しながら、失われた記憶を取り戻していくストーリー展開がおもしろく、先の展開が知りたくなってコツコツと遊んでしまう。独特の世界観とグラフィックが特徴的で、不思議なまったり感が味わえるので、ハマる人はハマりそう。ただ、しらみ潰しに惑星を探索し、敵と戦いながらパーツを見つける、というくり返しで、作業的な印象も。やや説明不足で、ルールを覚えるまでは戸惑うかも。
週刊ファミ通1562号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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