RIDE(ライド)3(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
前作からの正統進化。収録されるバイクやコースの種類が増え、アンリアルエンジン対応になってグラフィックの質も向上。モードもひと通り揃っており、ロード時間もこの手のゲームでは長く感じないほうで優秀な部類。トータルのデキはなかなかのものなのですが、際立った特徴がないのが惜しい。とはいえ、数少ないバイクゲームとしての存在価値は高く、シリーズのファンは十分楽しめると思います。
週刊ファミ通1577号より
操作の手触りのほか、サウンド面なども相まって走行時の気持ちよさが向上していて、前作からの進化を感じる。“ライディングスクール”で、細かなセクションごとの練習ができるのも○。グラフィックの質感は、まだリアルとまではいかないが、マシンの再現度合いなどはバイク好きに響くかと。リッチな作りの自動車のレースゲームと比べると、発展途上のところもあるが、その差は縮まってきている。
週刊ファミ通1577号より
さまざまな車種に乗り換えてみると、それぞれの特徴が操作感覚としてはっきり伝わってくる。ただ、資金の少ない序盤はマシンをあれこれ買えないため、出られるレースも限られてしまう。各マシンタイプのトレーニングモードを達成すれば、報酬でバイクが得られるが、ミッション制で条件はシビア。走行中に具体的なアドバイスがないのも残念。カスタムで各パーツの効果がわかりやすいのはいいね。
週刊ファミ通1577号より
実在のバイクが多数登場し、レースもGPだけではなく公道レースやドラッグレースなど幅広い。本作からグラフィックエンジンが一新され、風景や天候のエフェクトなどの見た目も昇華した。バイクのシミュレーターとしては非常に高い完成度だが、UIや演出面は若干地味な印象。チュートリアルはあるが、少々投げっぱなしの部分もあり、遊びにくさも。プレイヤーの誘導がもう少し丁寧だとよかった。
週刊ファミ通1577号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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