Reigns: Kings & Queens(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
ただひたすら二択をくり返していくだけで、国の存亡を懸けた王や王妃の人生を味わえるというゲームデザインが秀逸です。二拓と言っても、裏表のある登場人物への対応を始め、教会や民衆、軍、資金といった4つの項目をバランスよく保つ必要があるなど、意外と奥が深い。選択によってさまざまな展開を迎えるので、くり返し何度でも楽しめるのが○。760円[税込]という、お求めやすい価格もいいですね。
週刊ファミ通1559号より
2択の選択肢からどちらかを選ぶだけでゲームが進行するという、シンプルでありながらも風変わりな内容が興味をそそる。1プレイはあっさり終わるが、くり返しのプレイの中で新たな目標が順に提示され、展開も変わっていくため、何回も遊びたくなります。4つのパラメーターのバランス取りが肝となるが、どう変動するのかわかりにくいのはおもしろさでありつつ、もどかしさを感じる部分かな。
週刊ファミ通1559号より
変わったゲーム! 二者択一をくり返すだけなのに、統治者の人生が、王国の運命が、時代の趨勢が紡がれ、歴史として積み上がっていきます。心のままに物事を決めたり、パラメータに配慮した判断を下したり、前世での経験を活かして切り抜けたりと、制約の中で自由にやれるのがおもしろい。即位から崩御までのサイクルがテンポよく、つぎの人生での運命も気になり、やめどきが見つからない。
週刊ファミ通1559号より
“4種のパラメータを上げすぎず下げすぎず調整して、王座(王妃の座)を維持し続ける”という当面の目標を淡々とこなしているだけでも不思議な充実感が。ゲーム内で新イベントが追加・累積されていくとともに、プレイヤー自身の“知”も蓄えられて、ランダム発生する各イベントに適切に対応できるようになっていく過程に、歴史の重み(?)を感じます。タッチ操作だとやや誤操作しやすいのが難点。
週刊ファミ通1559号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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