MONKEY KING ヒーロー・イズ・バック(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
攻撃後やダウンの隙がかなり長いため、しっかりと敵に対処する必要あり。矢継ぎ早に攻撃をくり出して気分爽快、といったタイプのゲームではないですが、コミカルさが同居するカンフーアクションは、操っていて楽しいです。ローカライズも完璧。ただ、小部屋に入るだけで一瞬ロードが入ったり、はしごや木に登るのにムービーを挟むなど、中盤くらいまでテンポを崩されるのは気になりました。
週刊ファミ通1613号より
動作の硬直時間が若干長めで、キビキビした動きというわけではないが、コミカルさも含まれたカンフーアクションは、バシッと決まると小気味よい。アイテムの素材となる、多彩な動植物や鉱物を拾いながら進んでいくのも楽しめる。アクションアドベンチャーとしてはスタンダードな構成で、やや懐かしさも。初心者の入門用によさそう。たびたびロードが挟まるシームレスではないマップは、少々難あり。
週刊ファミ通1613号より
原作のCG映画のように、キャラの生き生きとした表情に見入ってしまう。日本語ボイスがたっぷりで、仲間たちが戦闘中も励ましてくれるのがうれしいね。バトルや仕掛けの難度はやさしめ。拳法や棒術アクションは爽快ですが、アイテムやスキルを、メニューを開かずとも使えたらなおよかった。中国大陸の自然や文化を感じる風景がステキなだけに、エリア切り換え時の読み込みが多いのはもったいない。
週刊ファミ通1613号より
欧米や日本のものとは異なる、中国らしいビジュアルのテイストが新鮮で、なじみのある『西遊記』がベースだけに、間口は広い。ボタン連打でコンボが決まるお手軽アクションとはいえ、攻防の駆け引きがしっかり味わえる作り。若干もったりと感じる独特の操作感や、ひと手間多いインターフェースなど、気になる部分もあるけれど、“物語を楽しむ作品”としてはよくできているし、先が気になる展開も◎。
週刊ファミ通1613号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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