LINEスタンプの人気キャラが題材なだけあって、独特なノリのストーリーや、写真のカケラを集めて4コママンガが楽しめるところがいいですね。パズルの部分は、一見『ぷよぷよ』風だが、ステージクリアー型ではなく課題達成型で、また同じ色をいくつ揃えても消せず、“ひよこ玉”でのみ消せるところが特徴的。いざ遊んでみると意外と地味なので、もう少し達成感を感じられる内容だともっとよかった。

週刊ファミ通1553号より

鳥たちのデザインがかわいく、とぼけたようなキャラも魅力。ストーリーモードで見られる独特のノリのかけ合いはクスッとさせられ、楽しみになる。それゆえに、会話シーンをいつでも見返せる機能があると、なおよかったかな。パズルは制限時間があるものの、焦るような感じではなく、連鎖を任意のタイミングで始動できることなどもあり、自分のペースでお題を達成していけるプレイ感がナイス。

週刊ファミ通1553号より

ユーモラスなトリたちは、くちばしの形状など、モデルとなった鳥の特徴がちゃんと反映されていて、鳥好きも納得のかわいさ！　それだけに、物語上の設定を変えてでも、めんタマを全色違うデザインにしてほしかったところ。条件クリアー型ということもあり、パズルそのものの中毒性はやや低めですが、ストーリーモードでは、とぼけたお話やトリたちの写真見たさに、どんどん先へ進みたくなります。

週刊ファミ通1553号より

連鎖をスタートさせるタイミングをプレイヤーがコントロールできるため、落ちものパズルが不得意な人も落ち着いてじっくりプレイできます。対戦モードも、大連鎖で一撃必殺とはならないルールのため、上級者とのハンディキャップ戦でも“そこそこ戦えている感”を味わえるでしょう。ひとり用モードで展開するストーリーのノリは、原作のLINEスタンプファンでないと、少々キツいかも。

週刊ファミ通1553号より