スティール ラッツ(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
『Trials』のようなバイクゲームかと思っていたら、まったく違いました。Uターンしたり、2レーンを走り分けたり、壁や天井に張り付けたり、前輪ホイールで敵や障害物をぶった斬るなど、バイクアクションが豊富。さらに、各キャラにスキルを習得させて攻撃手段を増やすことも可能。多くのボタンを使い分ける必要があるため、操作方法がやや複雑ですが、奥深いバイクバトルアクションが楽しめる良作。
週刊ファミ通1564号より
武装バイクでロボットと戦うという、退廃的なムードの漂う世界観がたまらない。横スクロールアクションのようでいて、方向転換などもしながら奥と手前にレーンを移動してステージを探索する、2.5次元のような一風変わった構造もおもしろい。“ホイールソー”で、敵や障害物を轢いて破壊しながら駆け抜けるのも爽快です。コントローラのボタンをフルに使う操作は、忙しさやたいへんさがあるかな。
週刊ファミ通1564号より
ただバイクで走るだけでなく、マシンに搭載された装備やスキルを駆使して道を切り拓くのが楽しい。横スクロールではあるが、コースは立体的な構造で、壁面や天井を駆け上れる場所も。巨大ボスと戦ったり、崩れゆく足場から脱出したりとスリリングな展開もあって、飽きさせない。トリックもひと通り決められるし、Uターンなどさりげない動きも滑らかで、バイクを操っているリアルな感覚がある。
週刊ファミ通1564号より
同社のバイクゲーム『アーバントライアル』に、シューティング&謎解き要素を加えたようなゲーム性。プレイ感覚が斬新で、とくにバイクの特性を活かした数々のアクションや演出が、やり込み要素にもつながっている。独特の2.5Dグラフィックで描かれたステージ構成は、エリア探索の楽しさが詰め込まれている。しかし、使用するボタンの数が多いため、操作が複雑になりがちなところは気になった。
週刊ファミ通1564号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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