CONTROL(コントロール)(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
“超能力で戦えたら”という発想を、潔いほどストレートに実現させたバトルが熱い。机やロッカーなど、ステージにあるほとんどの物を、超能力で動かしたり破壊できるので、戦闘では臨機応変な対応が必要。それゆえ、こちらの攻撃が見事に決まったときの爽快感は格別。舞台のオフィスビルは、静寂と不気味さが支配し、途中で何度も挿入される幾何学的なステージ含めて謎が気になり、探索し甲斐あり。
週刊ファミ通1618号より
ミステリアスで難解さはあるけど、独特の世界観と物語は新鮮味があって、興味をそそられる。周囲にあるものを浮かせ、敵に向けて飛ばしたり、空中浮遊で空間を大きく使って立ち回るなど、超能力を使ったバトルのおもしろさは特筆もの。変形する銃を駆使してのガンアクションの感触も気持ちいい。マップがちょっとわかりづらくて迷うことがあるなど、気になる部分も一部あるが、魅力を放つ作品。
週刊ファミ通1618号より
謎に満ちた政府機関、世にも不思議なオブジェクトなど、奇妙なシナリオと舞台セットに興味津々。戦闘シーンの操作性やレスポンスが良好で、アクションが多少下手でも、銃や念力を思うがままに放てます。とくにサイコキネシスは快感で、乱発しちゃう。アドベンチャーとバトルのバランスもちょうどいい。マップが見づらいこともあってやや迷いやすく、目標へのナビゲーションがあればベターでした。
週刊ファミ通1618号より
つねに白日夢の中にいるかようなゲーム世界は、直球のホラーものとは異なる不安を煽られます。光と影の表現、とくにそれらが入れ替わる際の演出美は、実際にプレイすることで、鮮やかな印象として刻まれるでしょう。銃撃+超能力を駆使して行う戦闘は、エネルギーチャージの制限こそあるものの、思いのほか爽快感を味わえるアッパー調整。地道に能力を強化していく要素も張り合いになります。
週刊ファミ通1618号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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