ジャストコーズ4(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
ダイナミックなアクションが人気のシリーズですが、昨今、他のオープンワールド作品の追随が激しく、インパクトは少し薄まった印象。とはいえ、より多彩なアクションが可能になったグラップリングの醍醐味や、多彩な乗り物を操縦する楽しさ、あらゆるものを爆破しまくる爽快感などには、一日の長がある。竜巻や落雷などの大自然の脅威すら逆手に取って、有利な戦略を立てられるのがおもしろかった。
週刊ファミ通1566号より
グラフィックは一級品というほどではないが、広いオープンワールドをグラップリングやパラシュートなどで自在に飛び回り、派手に暴れまくるのは気持ちいい。エアリフターやブースターといった新たなガジェットも加わり、おバカなノリもパワーアップ。大味な部分もあるけど、ミッションをこなして仲間を増やし、戦線を押し上げていくのは喜びとなるし、細かいことを考えずに遊べる空気感が○。
週刊ファミ通1566号より
多彩なガジェットや乗り物で、起伏に富む地形や密林の道なき道もおかまいなしに進んでいける。グラップリングに装着できる気球は、モノや敵を飛ばせるなど使い勝手がよく、任務攻略の自由度をさらにアップさせている。こういったシステムの解説は丁寧だが、シリーズ未経験者にとってストーリーは若干とっつきにくいかな。銃撃戦が多いので、遮蔽物に隠れるカバーアクションがないのは少し辛い。
週刊ファミ通1566号より
グラップリングフックに、小型気球をつけて物を飛ばす“エアリフター”、噴射ブースターをつけて物を動かす“ブースター”が追加されたことで、遊びの創造性が昇華。単に兵器で破壊しまくるだけではなく、それらのスキルを乗り物や障害物などにつけることで、プレイヤーごとにさまざまなアクション(攻略法)が味わえるのがおもしろい。操作性はやや煩雑ではあるけれど、自由度の高さと爽快感は格別。
週刊ファミ通1566号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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