Fallout 76(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
世紀末の地をさまよい、生存のために水や食料を探し、クラフト用のジャンクを集め、クリーチャーの襲撃にドキドキ。『Fallout』の世界が魅力的だと、改めて実感。他プレイヤーとの関わりがそれほど強くないのは、シングルプレイに没頭できる一方で、オンライン専用ゲームとしては少し淡白に感じられるかな。人間のNPCが登場せず、ナンバリング作品と比べて物語性が希薄な点も気になりました。
週刊ファミ通1567号より
荒廃した世界観がしっかり描かれた広大なフィールドを旅する、没入感のあるプレイは相変わらずおもしろい。ほかのプレイヤーと協力して危機を乗り越えたりなど、オンラインだからこその楽しみかたができるのは魅力で、フレンドと遊べば楽しさも倍増。ただ、過去シリーズ作の特色であった人間味溢れるNPCの存在と、彼らとどう関わっていくか考えながら遊ぶ部分がないのは、寂しく感じるかも。
週刊ファミ通1567号より
荒野に点在する廃墟を巡り、戦前の暮らしを想像しながら、自由で孤独なサバイバルライフを満喫。食料や水が入手しやすかったり、簡単に拠点を移すことができたりと、生活が探索の妨げにならない点に好感です。広いアメリカで終末戦争の生き残りと出会える確率を考えれば、ひとの少なさはリアルだけど、オンライン専用であるからには、正直、マルチプレイヤーならではの楽しみがもう少し欲しい。
週刊ファミ通1567号より
広大なオープンワールドに対して少なすぎる人影、NPCがおらず人々が残したさまざまな痕跡から物語を進めるゲームデザインが、核戦争後の世界という設定のリアルさを後押し。最高に雰囲気あります。オンライン専用ゆえに、協力やPvPをメインに考えている人は、そこに物足りなさを感じてしまうかも。一方クラフトは、回収できる素材も豊富でフィールドの探索欲を刺激。サバイバル感を満喫できます。
週刊ファミ通1567号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。