不思議の幻想郷-ロータスラビリンス-(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
ベースの部分は有名ダンジョンRPGに似た雰囲気。序盤から高難度の古井戸にも潜れるし、探索も楽しいです。大勢で冒険できる点がユニークで、チームを編成して別行動させると、かなり簡単に進めますね。毎回の設定が若干面倒なのが難点ですが、キャラで溢れかえったカオス感がとにかくすごい。ただ、本編は短め。荷物を全部倉庫に預けると、人数が人数だけに、スキルの装備がたいへんでした。
週刊ファミ通1600号より
大勢の仲間をぞろぞろ引き連れてダンジョンを探索できるのは新鮮で、チームを編成して別行動させられるのもおもしろい。武器や防具を10個ずつまとめて装備できるシステムもユニーク。その反面、バランスはちょっと大味な印象で、カジュアルに遊べるのはいいが、ストーリーを進めるうえで訪れるダンジョンは、より歯応えが欲しかった気も。ボリューム感などは、今後の追加配信に期待したいところ。
週刊ファミ通1600号より
大人数での冒険はにぎやかだし、仲間を別動隊として探索に向かわせられるのが便利。ただ、チームどうしがすれ違うと、つっかえて取り残されるのは気になる。ダッシュ機能が快適で、迷宮攻略がサクサク進むぶん、本編にもう少しボリュームが欲しかったかな。武器、防具、お守りを10個ずつ装備できて、強化も手間いらずだけど、ソートなど細かい機能面で惜しい点が。イベントスチルや音楽は美麗。
週刊ファミ通1600号より
プレイヤーの誘導やインターフェースなど、全体的に丁寧な作り。大人数の仲間を引き連れていけたり、武器や装備を各10個まで持てるといった、独自性が感じられるシステムは◎。各キャラの個性が楽しめる小隊編成やスキルなどのシステムは、ファン向け要素としても魅力的。装備品やキャラの管理の煩雑さなど、ところどころに粗削りな部分が見られるものの、気軽かつじっくり楽しめる幅の広さがある。
週刊ファミ通1600号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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