サリーの法則(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
ファミ通公式Nintendo Switch
progress
8

ナレーションやピアノの音色からやさしさがにじみ出ている、ハートウォーミングな1本。娘と父親を交互に操作していくが、娘の行く手を阻む障害を、父親が先回りして取り除く、という設定がナイス。アクションパズルとしてはやさしめで、やや物足りなさを覚えるものの、作品的な方向性としては、これでいいかと。ゲームの設定と同じく、お父さんと娘さんがいっしょに遊ぶのに適していますね。

週刊ファミ通1535号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式Nintendo Switch
progress
8

先に操作した娘の挙動がリプレイされる中で、父を動かしてギミックを解く仕組みがおもしろい。パズルアクションのアイデアのみでゲームを構成するのではなく、ストーリー性を加えて、ステキな雰囲気の作品に昇華させているのがお見事。物語のテーマはよくあるものだけど、ゆったりした進行と相まってジーンときます。ステージ中のプレイの内容が、物語との比喩のようになっているところもグッド。

週刊ファミ通1535号より

梅園ウララ
ファミ通公式Nintendo Switch
progress
8

平たく言えば、ランアクションにパズルを加えた作品だが、芯は親子を描くアドベンチャー。先に“幸運な”娘でゴールしたコースを、父が道を切り拓くように進む構成が、題名と相まって感動。道中で語られる父と娘の心境は、ふたりの言葉が対照的で、“親の心子知らず”だったり、娘のいじらしさに泣きそうになったり。ボイスもグッとくるけれど、父の声はもっと年配でもよかったかな。音楽もステキ。

週刊ファミ通1535号より

ローリング内沢
ファミ通公式Nintendo Switch
progress
8

ゲーム性とストーリーが違和感なく、バランスよく融合した点に驚いた。娘と父の関係性がとても温かく描かれ、ふたりの異なる立場や物事の見かたなどが、アクションパズルとしてうまく活かされ、成立している。この手のゲームは、プレイが単調なくり返し作業になる場合も多いが、そこは必然性のある物語演出でカバー。スマホからの移植作だが、本作ではふたりで遊べるモードが追加されていて◎。

週刊ファミ通1535号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。

レビュー

平均

progress
8.0

物語を読み進めながら、離れて暮らすサリーとその父を交互に操作し、ゴールとなる我が家を目指す。絵本作家になることを夢見るサリーと父親の、感動のストーリーに注目。

発売日
2018年4月5日
価格
1,388 円+税
ジャンル
アクションパズル
メーカー
ポラリスエックス
詳細を見る