サガ スカーレット グレイス 緋色の野望(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
PS Vita版がベースだが、さまざまな追加要素が加わり、作品としての奥深さが増しているのがナイス。フリーシナリオによる自由度の高さや、技のひらめきなどのシステムを採用したバトルに、ほかのRPGとは一線を画した独自性が光っています。新規の追加要素以外では、移動速度をアップできたり、ロード時間が大幅に短縮されたことで、より快適に遊べるようになっているのがうれしいポイント。
週刊ファミ通1547号より
バトル時のロード時間が気にならないレベルまで短くなったほか、ワールドマップも高速で移動可能になり、進行がテンポアップして快適。くり返し遊びたくなる、4人の主人公とフリーシナリオのシステムの醍醐味を味わいやすくなったのが喜ばしい。連撃を狙うパズル的な要素もあるバトルは、おもしろみと同時にきびしい面もあるけれど、難易度の選択もできるので、幅広いプレイヤーが楽しめる。
週刊ファミ通1547号より
PS Vita版に比べ、ロードや移動速度が改善され、サクサク遊べる。新規イベントは本編になじんでいて一見気づきにくいけれど、別ルートの主要キャラクターも仲間にできたり、各地で不死鳥の連続イベントが起きたりとワクワクする展開に。じっくり考えるバトルは健在。大画面でプレイすると、戦闘中の背景が少し寂しく思える部分もあるが、高解像度になったことでキャラの造形をより堪能できる。
週刊ファミ通1547号より
新シナリオや新キャラクターなどが追加され、世界観の魅力がアップ。さらにショートカットコマンドの追加や、ロード時間の短縮など遊びやすさが昇華した。前作同様、あらかじめ敵の行動がわかるバトルや、ほとんどがフィールド上で完結するイベントなど、独特なシステムで尖った作り。斬新なプレイ感覚だけに、TIPSはあるが、初心者向けにもう少し詳しいチュートリアルがあればさらによかった。
週刊ファミ通1547号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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