協撃 カルテットファイターズ(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
ファミコン時代のシューティング風の見た目ながら、自機どうしを合体させる“協撃システム”や、敵からVIP機を守り抜く“KYOGEKI”モードなど、新しい試みが盛り込まれている意欲作。隠し要素やアンロックが多くてやり込み甲斐があるし、シューティング界隈の重鎮が参加しているサウンドも必聴。背景の色使いがハデで、自機や敵などがやや視認しにくくなることがあったのは、少し残念に思えました。
週刊ファミ通1527号より
機体を合体させると攻撃方法が変化し、選んだ機体やつながった配置によっても攻撃が変わるなど、戦略性があるのが○。VIP機を守る“KYOGEKI”モードの仕組みもおもしろみがある。ただ、ゴチャゴチャ感もあって、見た目にわかりづらいところは難点かな。もう少し爽快感も欲しい。国本剛章氏の作曲したBGMはすばらしく、氏が手掛けた『スターソルジャー』を彷彿させる曲は、テンションが上がります。
週刊ファミ通1527号より
もはや絶滅危惧種と言える縦スクロールシューティングに、価値ある新作が登場。どの機体をどうつなげたらより強力で、護衛対象を守りやすくなるのか、フォーメーションをあれこれ試していくのがおもしろい。4人同時プレイでは自機を見失いがちですが、画面のカオスっぷりが愉快。敵の動きや攻撃がもう少しバラエティーに富んでいれば、とも思います。遊び心に満ちた同時収録作品も好きです。
週刊ファミ通1527号より
ドットで描かれた宇宙、ピコピコ音だけど壮大なBGMには、アラフォー世代は胸躍るはず。それでいて自機の動きは滑らかで、快適な操作性。3つの機体でVIP機体を守るシステムと、合体する機体の種類と位置で変化する攻撃が、独自の戦いを生んでいる。色数が少ないため、乱戦時には自機を見失いがち。地味めのボム攻撃や小ぶりなボスなど、ファミコンテイストの再現度の高さを楽しめる人向きか。
週刊ファミ通1527号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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