参千世界遊戯 ~Re Multi Universe Myself~(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
サバサバしながらも気遣いができる武闘派ヒロインが最大の魅力! 攻略キャラクターは4人ですが、ライコウルートはほかの3人と立ち位置が違うので、彼が目当ての場合は注意が必要です。恋愛としては弱さを見せる男性を支える展開が多く、攻略キャラクターのかっこいいところよりも、ヒロインのかっこよさが目立ちます! 長く浸るというよりは、さくっとマンガ感覚で楽しめる作品です。
週刊ファミ通1555号より
強くてカッコいい主人公というのが、乙女ゲームにおいては珍しい。自分と主人公を重ねてプレイしたい人には合わないかもしれないが、キャラの立った主役として見る分には好感が持てるかと。攻略対象の人数は4人と控えめで、1ルートの長さもさっくりしているため、ちょっとあっさりしたボリューム感。SFのストーリーは、もう少し幅の広がりや意外性を感じさせてくれるとよかったな。
週刊ファミ通1555号より
恋愛ゲームのヒロインとしては異色な存在で、感情移入こそ難しかったですが、SF犯罪捜査ドラマの主人公として痛快でした。セクシーなシーンもアダルトで、作風にマッチ。ややあっさりめのボリュームということもあり、パートナーによっては、関係が発展していく描写などが省略気味に思えることも。物語にはツッコミどころもあるけれど、珍しいジャンルを組み合わせたことへの興味が勝りました。
週刊ファミ通1555号より
クールで武闘派な女主人公への感情移入は少々難しく、むしろ恋愛シーンでのデレた姿がかわいらしく見えます(笑)。物語はSF+サスペンス仕立てですが、“多元宇宙”にまつわる一連のエピソードは、ややこぢんまりした印象でした。攻略対象は4人で、分岐条件やルート攻略はさほど難しくありません。展開するストーリーの主題がルートごとにガラリと変わるので、読み物としての満足感はあります。
週刊ファミ通1555号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。