迷宮経営SLG -ZombieVital DG-OfflineVer(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
progress
7

モンスターや罠を配置して迷宮を作るのも楽しいのだが、冒険者を倒すだけでなく、適度に満足させて帰還させる必要もあるというのが、一風変わっていておもしろい。中毒性が高く、時間を忘れて遊んでしまう魅力がある。アルファベットで表現されたキャラは味があるのだが、解像度が中途半端な印象も受ける。いっそのこと、ちゃんとしたグラフィックで表現されていたら、もっとよかったとも思えた。

週刊ファミ通1513号より

ジゴロ☆芦田
progress
7

ダンジョンを掘って冒険者を迎え撃つ流れは、『勇者のくせになまいきだ』シリーズを彷彿させるが、冒険者を満足させることも考えてダンジョンを構築するシステムなのがユニーク。できることや目標が次第に増えていき、止めどきを失うほど夢中に。ただ、冒険者やモンスターの表示がアルファベットの頭文字だけだったりと、簡素で味気ないグラフィックは、病みつき具合に比べるともったいない感じも。

週刊ファミ通1513号より

梅園ウララ
progress
8

ダンジョンで勇者を迎え撃つ作品はほかにもあるが、本作は“おもてなし”が重要で、アトラクションを経営する感覚。満足度を上げようと、あの手この手で冒険気分を味わわせるのが地味に楽しい。生還による評判アップも大事だが、冒険者の骨が建設資材になるため、バランスを取るのが難しい。キャラは、記号じゃなくてグラフィックが欲しかったな。モンスターは合成があるので、なおさら絵が見たい。

週刊ファミ通1513号より

ローリング内沢
progress
7

ベースとなっているオリジナル版が10年以上前のPCゲームということもあり、グラフィックやインターフェースのデザインには古めかしさを感じる。それでも、ゲーム性はひと昔前のものとは思えない斬新さ。冒険者を満足させながら、いかに魔物を育てていくか、経営シミュレーション的なやりくりが楽しい。情報量が多くて煩雑なのだが、適当に遊んでいてもそれなりの成果が得られるカジュアルさも◎。

週刊ファミ通1513号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。

レビュー

平均

progress
7.2

配信中のスマホゲームの移植作。冒険者に迷宮での冒険を楽しんでもらうべく、通路や魔物、宝物をバランスよく配置し、迷宮を自由に創造するシミュレーションゲーム。

発売日
2017年11月22日
価格
1,296 円+税
ジャンル
シミュレーション
メーカー
メディアスケープ
詳細を見る