Planet of the Eyes(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
シンプルなアクションと謎解きパズルで構成された、インディー系ではわりとよく見掛ける、横スクロールタイプのゲーム。だが、不思議な色使いのグラフィックやシンプルなBGMが醸し出す、独特の世界に惹き込まれる。操作するロボットも、無機質なのにどこか愛嬌があるのがいい。この手の作品にしては珍しく、アクションや謎解きの難度がやさしめで、比較的サクサクと先に進むことができました。
週刊ファミ通1503号より
『LIMBO』のような、不思議な雰囲気を味わいつつ進むパズルアクションで、道中の“音声ログ”を拾いながら物語を補完していくのも楽しめる。愛嬌のあるロボットの動きもいいね。パズルは、難しくはないけれど、思わぬところで引っ掛かったりしそう。数時間でクリアーできるうえに、やり込み要素もあまりなく、ボリュームは少なめ。タイトルメニューの“リプレイ”で、各シーンから再開できるのは○。
週刊ファミ通1503号より
未知の生物に食べられたり、謎の機械に挟まれたりと、初見殺しのギミックが登場するので、道中はつねに緊張感に溢れている。でも、仕掛けがどれも秀逸で、解けたときの安堵感はひとしお。苦楽をともにするロボットにも愛着が湧いてくるね。また、ロボットの開発者の“音声ログ”がいい味を出している。彼がいない寂しさや、ひとり惑星を進む孤独が感じられるし、物語の背景を紐解いていくのが楽しみに。
週刊ファミ通1503号より
『LIMBO』のオマージュとして作られたような作品。グラフィックのテイストは異なるものの、ジャンプと物をつかむだけのシンプルな操作や、各種の“死にざま”、謎解きやギミックなど、類似性を覚える点は多い。正直、ものすごい衝撃というのはないが、アクションとパズルのバランスが良好で、手触り感も◎。『LIMBO』よりも簡単で、テンポよくサクサク進める反面、若干の物足りなさも感じる。
週刊ファミ通1503号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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