Smashbox Arena(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
3対3でのドッジボールだが、ボール以外の物を投げられたり、特殊武器が使えるほか、球を避ける以外に遮蔽物に隠れられるなど、FPS的な要素が盛り込まれている点がおもしろい。PS VRのほかに、PS Move モーションコントローラー2本と広めのスペースが必要で、楽しむための敷居がちょっと高いが、この新感覚はほかでは味わえないもの。ただ、グラフィックに関してはもう少しがんばってほしかった。
週刊ファミ通1499号より
VR空間でのドッジボールは、臨場感とスリルがあるし、相手の隙を突いてボールをぶつけられると気持ちいい。テレポートでの移動は、スムーズに動けないのがちょっともどかしいけど、競技性やバランスを考慮した仕組みになっているほか、VR酔いしにくいという利点も。ストーリーモードは淡々と試合がくり返され、試合中のBGMがないなど演出面も寂しく、もうひとつ盛り上がりに欠けるのが惜しい。
週刊ファミ通1499号より
ボールを射出するため、プレイ感覚はFPSに近いけど、投げられたボールをキャッチしたり、弾いたりするのが目新しい。高低差や遮蔽物があるなど、おもしろいステージが揃うほか、特殊なボールを始め、“サドンデスミサイル”などの駆け引きが生まれる仕掛けもいいね。移動はワープ、方向転換はボタンで段階的に行えるので、酔うこともなかった。ただ、キャラの造形は、もっと質を高めてほしかった。
週刊ファミ通1499号より
グレネードや追跡ミサイルなどのアイテムによる一発逆転の要素があり、攻防の駆け引きは熱い。キャラ移動のシステムが、場所を指定してテレポートするというひと癖あるもので、一瞬で移動可能で、位置取りを工夫する戦略性などがある反面、操作に慣れるまでが難しい。距離感がつかみづらくて、ボールを拾えるか拾えないかがわかりにくいほか、視点移動やキャラ操作も含めて煩雑なのは気になった。
週刊ファミ通1499号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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