ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
対戦格闘ゲームの王道的作品だけあり、知名度が高くて経験者も多い。それゆえ、対戦の機会は作りやすいし、対戦自体も非常に盛り上がるので、パーティーゲーム感覚で楽しめるところが◎。グラフィックやサウンドが、新旧2種類から選べるのもいい。“放て!波Do拳”や“バディファイト”などの追加モードはうれしいけど、あくまでもオマケ的な印象。人によっては、価格が若干割高に感じられるかな。
週刊ファミ通1485号より
新キャラの追加、リファインされたグラフィック、BGMやボイスが切り換え可能と、懐かしさの中にも新鮮味がある。2対1での協力プレイや、ボタンひとつで必殺技を出せる機能など、初心者がいっしょに遊べる配慮も○。“ギャラリー”で、さまざまなイラストを見られるのは、ファンアイテムとしてうれしいし、May'nさんが歌う『恋しさと せつなさと 心強さと』が聴けるのも、劇場版『スト?』を観た人には熱い。
週刊ファミ通1485号より
シンプルなシステムと適度なスピード感で誰もが親しみやすく、初見でもチャレンジしやすい作り。Joy-Conでのコマンド入力は、正直やりづらいものの、ガチではなくワイワイ遊ぶならむしろおもしろみがあり、お茶の間での対戦にいい感じ。ニンテンドースイッチユーザーが1本は持っておきたいジャンルで、モードもひと通り収録されているが、肉づけ部分がオマケ的で、決定版とまではいかない感触。
週刊ファミ通1485号より
古さはあるが、ゲームとしての完成度は折り紙つき。ワンボタンで必殺技が出せるなど、ニンテンドースイッチでも遊びやすい配慮はうれしい。とは言え自分のような、もとからゲーセンで対戦格闘をプレイしていたゲーマーとしては、アケコンのようなデバイスが欲しいとも感じたり。Proコントローラーでは、シビアな対戦も限界があると思うので、あくまで気軽に遊ぶ『スト?』という印象でした。
週刊ファミ通1485号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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