スクリーンチート(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
装備やスキルなどで、一時的に姿が見えなくなるFPSはいままでにもあったが、最初からずっと、しかも全員の姿が見えないという斬新なルールを採用した変わり種。従来の、“敵を見つけて正確に狙い撃つ”というテクニックとは異なり、相手の画面を盗み見て位置を探る、独自の攻略ノウハウが必要となる点がおもしろい。モデリングやグラフィックのレベルは高くはないが、新鮮な感覚で楽しむことができた。
週刊ファミ通1454号より
ほかのプレイヤーの画面を見ることで、相手の位置を予想して攻撃するシステムが目新しい。通常のFPSとは異なるプレイ感覚で、狙いが大雑把になってしまいがちだが、背景の色やオブジェクトなどを手掛かりに、相手の位置を予測するのに慣れてくると、うまくなっている手応えを感じられる。ただ、相手の姿が見えないので、攻撃を当てて「仕留めた!」という感覚が薄め。全体的にやや淡白な印象です。
週刊ファミ通1454号より
誰も姿が見えない、オンラインでもオフラインでも画面分割式という思い切ったシステムがおもしろい。マップは、エリアがわかりやすいように色分けされ、背景から相手の位置を予測するのが醍醐味。FPSが苦手でも、待ち伏せなどの工夫次第でトップになれるのがいいね。キル時のメッセージはパロディーてんこ盛りで、クスッとしてしまう。ルールもユニーク。思いのほか3D酔いしにくいのも助かる。
週刊ファミ通1454号より
対戦相手のゲーム画面を盗み見しながら場所を予想して戦うという、ありそうでなかったゲーム性。場所を推測しやすいように色分けされたマップデザインは、よく考えられているし、武器の種類も豊富で、さまざまな戦略性が楽しめる。さらに対戦ルールが多彩で、一般的なデスマッチはもとより、提示される手掛かりに従って相手を倒す“殺人事件”モードが斬新。見た目は古くさいが、プレイ感覚は新しい。
週刊ファミ通1454号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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