魔神少女 エピソード3 -勇者と愚者-(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
デフォルメされたドット絵のかわいいキャラがくり広げるアクションが気持ちいい。穴に落ちても即死にならず、1ダメージで復帰できる仕様になったことで、遊びやすさが向上。強化スロットの数が3つに減った仕様変更は、復帰後のパワーアップが楽になった反面、プレイヤーによる強化選択の自由度が少なくなったという印象も。クリアー後の、ポーカーやリズムゲームで遊べるオマケ要素はうれしいね。
週刊ファミ通1520号より
基本的にはシリーズ過去作と同様のシステムで、あまり変化はないが、安定した作り。シューティングとアクションが融合したプレイ感で、各ステージのラストでボスキャラと戦う『ロックマン』シリーズのような構成も楽しい。アクションはシンプルながら難易度曲線の変化が絶妙で、さらに難易度選択が可能なのもナイス。地上と空中の両方でダッシュ攻撃が可能になり、機動性が上がっているのもいい。
週刊ファミ通1520号より
ベースのゲームシステムは前作と変わらないけど、ダッシュ攻撃やマジックアイテムが使いやすくなったりと、便利さが向上。キャラのイラストも、かわいらしさが増しています。イベントシーンでは少女たちの掛け合いも織り込まれているけど、これまでのお話や人間関係なども、もっと解説されていたらよかったな。彼女らボスたちの攻撃パターンは豊富で手強く、戦いながら体で覚えていくのは醍醐味。
週刊ファミ通1520号より
2Dアクションとしては王道的だが、作りが丁寧でストレスなく楽しめる。アクションとシューティングを足して2で割ったようなシステムとプレイ感覚が小気味よく、ボス戦でのギミックも凝っていて、攻防の駆け引きが大いに味わえる。ショットやダッシュの連続使用に制限が設けられているのも、戦略的にユニーク。安定感ある内容ながら、どこかで見たようなシステムも多く、より独創性が欲しかった。
週刊ファミ通1520号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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