Life Goes On: Done to Death(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
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8

死んだらリスタート、という“ゲームのお約束”を逆手に取った発想は、まさにインディーゲームならでは。騎士がやられると、亡骸がその場に残り、つぎに出撃する騎士が、それを利用してパズルを解いていくのがユニーク。亡骸を足場に使ったり、スイッチの重りや大砲の弾として利用したりと、死ぬことで道を切り拓いていくステージ構成もお見事。最小限の目標犠牲者数でクリアーする指針があるのもいい。

週刊ファミ通1447号より

ジゴロ☆芦田
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8

先に出撃した騎士の亡骸を足場にしたり、スイッチを押すのに活用したりと、払った犠牲を糧に進んでいく仕組みが斬新。目標の犠牲者数やタイムを目指すのがやり込み要素となるが、それらを気にせず、犠牲を重ねればクリアーしやすくなる場合もあり、気楽に遊べる作りなのがいい。ステージクリアー後の、“大勝利!”の文字に付随するシニカルな言葉など、全体的にユーモラスな雰囲気なのもグッド。

週刊ファミ通1447号より

くしだナム子
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8

踏み台にしたり、重りにしたりと、亡骸の使いかたを考えながら道を切り拓いていく過程がユニーク。クリアーするまで、気楽にトライ&エラーをくり返せる仕様ですが、騎士ひとりひとりに名前があり、目標犠牲者数が設定されていることで、命をムダにしないよう頭を働かせたくなります。段階的に複雑化して、難しくなるステージ構成も巧み。遊び応えがあるだけに、一定時間遊ぶと脳が疲れます。

週刊ファミ通1447号より

ブンブン丸
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8

攻撃を食らっても大丈夫とか、やられてパターンを覚えるとか、アクションゲームでの根源的な“死ぬ”というシステムを、おもしろく逆手に取っている。ちょっと残酷だけど、うまく騎士を殺すことでクリアーできたときの達成感はなかなか独特で、味わい深い。パズル的な要素もけっこう濃く、いかに死ぬかを延々と考えるのが楽しいですな。やり込むと見られる演出関連も、クスリとさせられます。

週刊ファミ通1447号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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8.0

“生命の聖杯”を手に入れるため、ショッキングな罠の待つ極悪なステージに、騎士をつぎつぎと送り込み、彼らの亡骸(なきがら)を利用し、クリアーしていく。PC版の移植作。

発売日
2016年8月9日
価格
1,185 円+税
ジャンル
アクション / アドベンチャー / パズル
メーカー
Infinite Monkeys Entertainment
関連サイト
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