サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
部屋に女の子とふたりきりという、うれしいシチュエーションをVRで実現。頻繁に超接近するので、そのたびにドキドキが味わえます。『鉄拳』チームが開発に参加しているだけあり、宮本ひかりが自然に見せてくれる多彩な表情や仕草にも納得。1週間は短く感じるし、プレイヤーができることもあまり多くないけど、「ついにゲームもここまできたか!」と、今後のさらなる進化への期待が膨らむ貴重なタイトル。
週刊ファミ通1456号より
まず、女の子との距離感の近さにドキドキ。自然な仕草や、こちらを見つめて語り掛けてくる様子は、存在感があってじつにかわいい。よこしまな考えがいろいろと浮かぶも、実行できないことに悶々としてしまうが、それも女の子のかわいさがあってこそ。夏の匂いを感じさせる喫茶店や女の子の部屋の空気感もステキ。ただ、育成シミュレーションとして見ると、1週間という期間は短くてあっさり気味。
週刊ファミ通1456号より
ひかりちゃんは、学生っぽいあどけなさの中に、大人の女性らしさが見え隠れしていて、ついドキドキさせられます。また、こちらのパーソナルエリアにグイグイ入ってくるところも、“技あり”な演出。彼女の成績を伸ばすシミュレーション部分は、若干説明不足のところもあるけれど、選んだ指導によっていろいろな仕草が見られるのが楽しいですね。1週間という期間も、サックリ遊べてちょうどいい。
週刊ファミ通1456号より
宮本ひかりさんの、造形に対する好みはあるかもしれませんが、いざ動いている姿を見て、間近で話し掛けられたら、細かいこだわりも吹き飛ぶでしょう。“学習指導”パートは、彼女のいろいろな表情やリアクションを見るための方便と割り切り、1周30分程度の“至福のひととき“を何度もくり返すのが正しい(?)プレイスタイルです。ゲームに没頭している姿を他人に見られないようにする環境作りも重要。
週刊ファミ通1456号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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