バットマン:アーカム VR(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
まさに、自分がバットマンになった気になれる。パーツごとにスーツを装着していく過程で気分が高まるし、自分自身の手で各種ガジェットを使えるのがうれしい。ゴッサム・シティの再現度もさすがのクオリティー。ただ、画面内の移動が瞬間移動だったり、バットラングを適当に投げても命中するなど、難度とアクション性は低め。価格は比較的安いけれど、もう少しボリュームがあると、なおよかった。
週刊ファミ通1456号より
内容は短めだが、究極の“バットマンなりきりゲーム”。バットスーツを着込み、いろいろなガジェットを駆使するほかにも、拠点の“バットケイブ”の装置をいじれたりと、ファンにはたまらない雰囲気。再現映像から捜査を行う場面などは、自分のまわりで迫力のアクションがくり広げられ、それを多方向から眺められるのもいい。推奨される通り、PS Moveを使い、立ってプレイすると、没入感は格別です。
週刊ファミ通1456号より
“バットケイブ”に入ったときは、これがバットマンの見ていた景色なんだと感動。“バットコンピューター”にも触れて操作できるのがうれしい。“捜査モード”のガジェットも、PS Moveの特徴がうまく活かされ、未来的でカッコイイ。欲を言えば、酔うのを覚悟で、グラップルガンで飛び移りながら街を滑空してみたかったな。ジョーカーらヴィランとのやり取りや恐怖演出も巧みで、驚かされるばかりでした。
週刊ファミ通1456号より
いま立っている場所の、ちょっと怖い雰囲気を含めたすさまじい臨場感は、原作世界に深い思い入れがなくても体感できるはず。固定電話の受話器を持ったまま遠くに移動できるなど、ふと我に返る場面がいくつかありますが、PS Moveの2本持ちプレイによる、目の前にあるものや身につけているギミックに触れる楽しさは格別です。終盤の、身体の前後左右を容赦なく使ったホラー的展開は反則です!(笑)
週刊ファミ通1456号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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