Prey(プレイ)(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
多彩な武器の使い分け、スキルツリーによる成長など、FPSとしてはオーソドックスだが、エイリアンの特殊能力を駆使することで、一見すると先に行けそうにない場所も突破できるのがおもしろい。序盤に登場する敵ですら、予測しにくい動きをするので、緊張感のあるバトルが楽しめるのがいい。開発期間が長かったためか、グラフィックのクオリティーは、最先端の作品と比べると若干見劣りするかな。
週刊ファミ通1485号より
SFテイストのストーリーは先が気になるし、宇宙空間も含めて、ステーションを探索するのはおもしろみがある。ホラーチックな一面もあり、急に現れる敵と、そのときのサウンドにびっくりさせられることもしばしば。歯応えのある戦闘とも相まって、道中はスリリングで、思わず夢中に。能力のアップグレードの選択などで、進めかたに違いが出てくる仕組みもナイスで、頭のひねり甲斐があります。
週刊ファミ通1485号より
閉鎖空間に潜む脅威と遭遇するスリルがたまらない。ドラマにも興味津々。いろいろな方法で目的にアプローチできる自由度の高さは◎ですが、やや説明不足の感も。攻撃以外に足場を作るなど、何通りにも使える武器や、エイリアンの能力を獲得できるスキルツリーがユニーク。低重力下でのミッションなど、アクションはバラエティーに富みますが、ダイナミックに動き回るにはややツラい操作性です。
週刊ファミ通1485号より
シューター要素はそれほど強くないので、激しいバトルを期待すると肩透かしかもしれないが、宇宙を舞台としたサバイバルアドベンチャーというコンセプトをしっかり表現するべく、かなり作り込まれている。敵から逃げるときの緊張感はなかなかのもの。エリアを探索し、少しずつ謎を解明していく過程がたまらないですね。全体的に敷居が高めなので、この手のジャンルが好きな人向けですな。
週刊ファミ通1485号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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