ヒーラーは二度死ぬ(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
騎士を操作するのではなく、それをサポートする回復役となる、という着眼点がユニーク。傷ついた騎士の回復や標的の指示、アイテム作成など、状況に応じて適切な行動を取らなければならないので、けっこう忙しい。プレイヤーの知識の蓄積と成長によって先へ進めるようになる点は、『シレン』などに通じるテイストがあり、遊ぶほどに楽しくなってくる。展開がやや単調に感じられるのが惜しいところ。
週刊ファミ通1435号より
騎士を死なせないよう、回復役に徹する作りがユニーク。騎士の体力に気を配りつつ、たいまつやマナの残量、経験値の獲得率などにも注意しながら敵を倒していくのは、やり応えあり。くり返しプレイする中で、効率のいい立ち回りかたなどがわかってくると、自身の成長を感じられていいね。ただ、淡々と何回も挑戦することになるので、プレイのモチベーションにつながる仕組みがもっと欲しかった。
週刊ファミ通1435号より
回復や補助魔法を使うだけでなく、攻撃対象を決めたり、戦闘中にスキル解放したりと、なかなかの忙しさ。たいまつをうっかり切らしたら即終了というジリジリした緊張感ゆえか、妙な中毒性あり。周回する中でコツはつかめたけど、最初は戸惑ったので、もう少し詳しい解説が見られるとよかったな。ランダムのステージモードは、序盤ではお目にかかれないモンスターたちが登場して、スリルが味わえる。
週刊ファミ通1435号より
説明不足のままゲームが始まるので、最初は戸惑うが、遊びかたがわかってくると、そのアイデアと戦略性の高さに舌を巻く。回復や支援のタイミングはもちろん、アイテム作成やスキルアップなど、ひたすら手を動かすのが快感。グラフィックのチープさや演出面の弱さ、やたらと英字表記が多いインターフェースなど、多少のクセはあるけれど、アクションパズルのような不思議な楽しさが味わえる。
週刊ファミ通1435号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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