地味なイメージのある第一次世界大戦をテーマにしながらも、馬や複葉機、装甲列車といった多彩な要素がいい味つけとなり、遊び応えのある仕上がりに。なかでも、シングルのキャンペーンモードが秀逸で、変化に富んださまざまなシチュエーションが楽しめるところがいい。オンライン対戦も、32人対32人による、最大64人での大規模陣取り戦のほかに、伝書鳩の争奪戦など、充実の内容となっている。

週刊ファミ通1458号より

美麗なグラフィックは戦争の空気感を醸し出していて、圧倒的なスケールの戦闘を臨場感たっぷりに味わわせてくれる。過去作品に比べて、キャンペーンモードがかなり強化された印象で、ドラマチックな物語はドキュメンタリーを見ているようでもあり、グイグイ引き込まれます。最大64人でのマルチプレイは、大勢の仲間とともに戦っている感覚があるほか、初心者でも入りやすい作りですばらしいデキ。

週刊ファミ通1458号より

キャンペーンモードは、戦車に戦闘機のパイロット、伝令兵やベドウィンと、さまざまな体験ができるのがいいね。それぞれの戦地での物語がドラマティックに紡がれ、戦争の無常さに切なくなったりも。空から見下ろす雪山や砂漠など、自然のグラフィックも美しい。戦場の臨場感もヒシヒシと伝わってきます。マルチプレイは、1マップに馬から飛空艇まであらゆる乗り物が用意されていて、おもしろい。

週刊ファミ通1458号より

近代兵器が登場せず、よりプリミティブな銃撃戦の駆け引きに特化した印象。マルチプレイは、各種兵科の特性を活かしたチームプレイがおもしろく、天候によって戦況がガラリと変化するのは本作ならではの醍醐味。機動力を活かした騎馬戦も、新要素として◎。オムニバス形式のキャンペーンモードは、第一次世界大戦の悲惨さを含め、人間賛歌がうまく描き出されており、演出面も合わせて魅力的な作り。

週刊ファミ通1458号より