星のカービィ ロボボプラネット(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
「カービィにメカなんて、世界観が損われるのでは?」と、最初こそ不安を感じましたが、杞憂でした。おなじみのコピー能力は健在で、さらに“ロボボアーマー”に乗り込んで敵をスキャンし、モードチェンジすることで、ド派手で豪快なアクションが楽しめるようになったのが◎。全体的に非常に丁寧に作られているので、気持ちよく遊び続けられる優秀作。本編のほかに、2種類のサブゲームで遊べるのもいい。
週刊ファミ通1429号より
多彩な能力をコピーし、個性的な技を出して敵を倒していくのは、相変わらず楽しいね。“ロボボアーマー”に乗ったときは、同じ能力でも豪快な技が使えるようになり、異なる操作感を味わえるのがいい。また、演出的に登場するだけでなく、それを活用してステージを進んでいる感触があるのが○。メカメカしい敵キャラやステージもいいテイスト。サブゲームも収録され、しっかりと遊び応えがあります。
週刊ファミ通1429号より
多彩な能力に、“ロボボ”の破壊力がアクセントとなり、終始変化が感じられます。テーマに沿った、電気や無線などの概念をうまく採り入れている点に感心。奥に手前にと行き来する立体的な構成は、3D表示と好相性。難度を低めに抑えつつ、敵の動きや仕掛けで攻略の楽しみをしっかり味わえる、ユーザーを選ばない設計がさすが。おもしろいだけに、もうちょっと多くのステージに挑戦したくなりそう。
週刊ファミ通1429号より
敵からコピーした能力で活路を見出す基本部分は、シリーズ過去作と同じながらも、ゲームフィールドの奥行きをダイナミックに利用した演出や攻略要素が秀逸。“ロボボ”の豪快な操作感覚も相まって、やり込みプレイもはかどります。amiiboの連動要素が全種類対応というのも、地味にいいですね。2種類のサブゲームも、スコアアタックのし甲斐がある完成度。豪華なゲーム詰め合わせ的な1本です!
週刊ファミ通1429号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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