無限のデュナミス(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
グラフィックや演出などは、スーパーファミコン時代のRPG風。“半人半機”のヒロインのみ、レベルアップではさほど強くならず、強化アイテムを使うことでパラメーターが上がる仕組みがおもしろい。味方の攻撃が続くとチェインボーナスが発生したり、敵や味方にさまざまな効果を与える“ガイアアイコン”が、バトルでのいいスパイスになっている。キャラの移動がカクカクしているのは気になりました。
週刊ファミ通1423号より
クラシカルな見た目と内容で、同社からこれまでリリースされたほかのRPGと似た作り。“結晶”を使ってヒロインのパラメーターを自由に強化できるのはおもしろい。武器の熟練度や、指輪による魔法の習得などの成長要素は、なじみやすいシステムなのだが、キャラや物語も含めて、全体的に見ると没個性にも感じられるかな。進行はサクサクで、バトルの演出もオフにでき、テンポよく遊べるのはいいね。
週刊ファミ通1423号より
遊びやすさへの配慮に満ちたインターフェースと、終始おもしろみを損なわないゲームバランスに優れた、同社お得意の、レトロ風定番RPG。剣と魔法の世界におけるロボットの存在感が、物語だけでなく、ゲームシステム的にもアクセントとなっている点に好感。行動順の概念を取り入れたアクションバーは、表示が小さくて各種アイコンを把握しづらいのが惜しいですが、変化のあるバトルが楽しめます。
週刊ファミ通1423号より
テキストのバックログ機能や、最強装備に一発で変更できるボタンなど、ちょっとした便利機能が充実しています。ゲームバランスは、要所のボスキャラが強めに設定されていたりと、多彩な成長および強化要素をじっくり煮詰めながらプレイしたい人向けと言えます。既視感のあるキャラや物語展開、心情描写を盛り込みすぎのシナリオテキストが気にならなければ、ほどよい時間つぶしになるでしょう。
週刊ファミ通1423号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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