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FIREWATCH(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
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7

主人公の設定が自然保護区の森林火災監視員と、一風変わっていておもしろい。監視員としての仕事もあるのだが、本作の醍醐味はやはりヒューマンドラマ。唯一の通信手段であるトランシーバー越しに、上司である女性と会話を重ね、ふたりの距離感が少しずつ変化していく過程が楽しめます。せっかく大自然の森林が舞台となっているので、動物や虫などの生物の描写がもっとあったら、さらによかったな。

週刊ファミ通1525号より

ジゴロ☆芦田
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7

主人公が森林火災監視員でストーリーはミステリーと、意外性のある構成。物語の中盤からの、緊張感があって先が気になる展開はいいものの、結末は肩透かしを食らうかな。しかし、主人公と、無線でやり取りをするデリラとの会話こそが、本作のもっとも味わい深い部分であり、大人のドラマとして楽しめる。移動は、地図とコンパスを頼りに野山を歩く体験はできるけれど、自然を満喫する要素は薄め。

週刊ファミ通1525号より

くしだナム子
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7

大人世代には身近で重いテーマを扱う、ふたりの男女の会話によるドラマが主体。それだけに、共感して感情移入できるか、ふさぎ込んで目を背けたくなるかで評価が分かれるかと。似た経験を持つ私は後者でしたが、味わい深い作品であることに間違いありません。主人公の心情を一瞬で理解するに至る導入部分が見事。せっかく国立公園を歩き回るのに、大自然をあまり感じられないのはもったいない。

週刊ファミ通1525号より

卵を守る雨宮
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8

主人公の“孤独さ”を、一人称視点と、人影が皆無の森林が演出。唯一の話し相手である上司との、トランシーバー越しの会話は、“答えない”ことも可能だが、“孤独”設定に反して会話を楽しみたくなるほどセリフ回しが魅力的。広大だが意外に迷わない森林に、やや違和感も。人の痕跡が点在し、物語を進めると謎が深まるマップデザインは見事。大人向けのほろ苦い映画の主人公を演じたようなプレイ感です。

週刊ファミ通1525号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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7.2

主人公は、アメリカのワイオミング州にある自然保護区で森林火災監視員を務めるヘンリー。上司のデリラとのトランシーバーでの会話を通じて、さまざまな問題を解決する。

発売日
2016年2月9日
価格
不明
ジャンル
アクションアドベンチャー
メーカー
Campo Santo
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