1001 Spikes(サウザンドワン・スパイクス)(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
即死の罠が満載で、死にまくること必至のアクションゲーム。計算され尽くされたトラップ配置は、まさに極悪。とはいえ、トラップアクションとしてよくできており、やられても、何度も再挑戦したくなるギリギリのバランスに仕上がっているのがお見事! Wii U版とPS4版で遊べる、ツボを奪い合うローカルマルチプレイは熱くなれる。3D S版は、ドット絵のキャラが小さいので、目が疲れるかな。
週刊ファミ通1409号より
死んで覚えるタイプのゲームだが、トラップがじつに巧妙で、ステージ制作者の思惑通りにやられているような感覚に、悔しさと笑いが込み上げてくる。初見ではほぼやられてしまうが、覚えつつ考えることで突破可能と、何度もチャレンジしたくなる絶妙な難度がニクい。昔のファミコンの作品を彷彿させるキャラや演出にも思わずニヤリ。据え置き機版の対戦プレイは、シンプルながら盛り上がれます。
週刊ファミ通1409号より
人の心理を研究して作られているステージ構成に脱帽! 緊張が緩んだところや、ゴールへと焦る場面など、仕掛けられた罠のいやらしさが絶妙です。死にまくるのは悔しいけれど、体で覚える、懐かしい感覚が味わえて、クセになります。さまざまな名作ゲームのエッセンスが入っているのにも、愛を感じますね。ゲーム中のメッセージもセンスがキラリ。マルチプレイは、一発逆転が可能ないいさじ加減。
週刊ファミ通1409号より
跳ぶ高さの異なるジャンプボタンがふたつあるのがキモ。ふたつのジャンプをうまく組み合わせたアクションがパズル的でおもしろい。初見殺しの罠が多い、いわゆる“覚えゲー”で、途中で投げ出したくなる場面も少なくないが、テンポがよく、何度でもチャレンジしたくなる。クリアーできるかできないかの絶妙なステージ構成と、難易度バランスが秀逸で、ステージをクリアーしたときの達成感は格別。
週刊ファミ通1409号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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