ザ バインディング オブ アイザック:リバース(Wii U)のレビュー・評価・感想情報
『ゼルダの伝説』風のダンジョン構成に、ローグライクのランダム性を併せ持つインディーゲーム。“キモかわ”ではなく“キモグロ”のグラフィックが特徴なので、好き嫌いが分かれるところかな。運の要素がかなり強くて、ゲームとしての難度はやや高め。アイテムの種類が多彩で、毎プレイが新鮮。ハマれば何回も、何時間でも遊べる。エンディングやアンロック要素も複数あるので、やり応えもあります。
週刊ファミ通1405号より
ポップな絵柄で描かれる不気味な世界観が独特。そこら中にウンコが落ちているような不潔な雰囲気や、スプラッター表現は、嫌悪感を覚える人もいるかな。プレイに関しては、歯応えのあるバランスだが、入るたびに形を変えるダンジョンと、多種多様な入手アイテムが相まって、ゲームの展開が毎回変わり、新鮮味が長続きするのがグッド。パスワード方式で、同じダンジョンに挑めるのはいい仕様。
週刊ファミ通1405号より
冒頭の物語も衝撃的ながら、あらゆる汚いものを集めたような地下迷宮の環境も衝撃的。ブラックユーモアとして笑い飛ばせる人でないと、精神的にキツいかな。ゲームの難度が高く、主人公がすぐに死んでしまうところも人を選びそう。プレイするたびに、構成や敵が変わるマップには、名作ゲームをオマージュした部屋が出現することがあったりと、毎回発見がありますね。収集要素も充実しています。
週刊ファミ通1405号より
見た目は『ゼルダの伝説』の2Dダンジョン風だが、プレイ感覚は『不思議のダンジョン』っぽい。遊ぶたびにマップの構造やアイテムが変化するので、繰り返し楽しめる。かなり下品なテイストだが、アクションゲームとしてはよくできており、操作性やインターフェイスなどは秀逸。攻撃アイテムの数も多く、ボス戦も含めて随所で攻防の駆け引きを味わえる。ただ、アイテムの効果がわかりにくいのは難。
週刊ファミ通1405号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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