ウイニングポスト8 2016(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
レース後に、騎手が馬の特徴を教えてくれるのがありがたい。地方交流重賞や、豊富な海外重賞を収録しているのは高評価だが、勝利時の演出が寂しく、苦労に見合ったものを用意してほしかったところ。優勝カップも、主要GIレースのものしか見られないのは残念。レースでは、前にいる馬を、斜めに進路を向けてスムーズに追い抜くところがリアルでいいね。ただ、レースの録画機能がない点は悔やまれる。
週刊ファミ通1425号より
“次走方針”の設定により、出走するレースの大まかな振り分けを行えるのが便利で、所有する馬が増えてきたときの管理が楽になった。調教方針を選んで馬の育成に介入でき、伸ばしたい能力を重点的に強化可能になったのもうれしいポイント。経営要素が強化されたクラブシステムなど、新たな遊びが加えられているのもナイスです。PS4版は、馬の肌の質感や影のつきかたなど、リアルさが増している。
週刊ファミ通1425号より
データ更新版ということで、基本的な部分に変わりはありませんが、PS4版が加わり、新規ユーザーにオススメ。最新データで遊びたいファン向けに、お得な価格設定もあればベストでした。牧場で元気に遊ぶ幼駒を眺めつつ、オーナーブリーダーライフをのんびり体験できる、どこか優雅なテンポは健在。数々のコマンドの中でも、出走予定を組む“次走方針”は、所有馬が増えてくるととても便利です。
週刊ファミ通1425号より
競馬ゲームとしてのデータの豊富さはさすが。登場人物も多いので、競走馬を作る過程が楽しみやすくなっている。クラブシステムの復活で、その傾向がさらに強くなったという印象です。環境設定の項目や出走の設定が増えたことで、遊びやすくなったのはありがたいところ。ただ、システム面で、前作からそこまで大きな変化がなかったのは残念。あくまでも『8』のバージョンアップ版かな。
週刊ファミ通1425号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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