竜翼のメロディア -Diva with the blessed dragonol-(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
ドラゴンが登場するファンタジー世界を舞台に、歌をテーマとした王道の物語は、よくあるパターンだが、同時に、安心して楽しめるとも言える。ボーカル入りの曲が多く、楽曲が流れる中で進んでいくクライマックスは、盛り上がっていい。ギャラリーモードの作りが、同系統の作品のものよりも手が込んでいたり、アラームをミニゲームで解除するクロックモードがあるなど、おまけの充実ぶりが○。
週刊ファミ通1407号より
竜と音楽をテーマとした王道的なファンタジーはなじみやすく、多数のボーカル曲がストーリーを盛り上げてくれるのもいい。ヒロインたちも、変にクセがあったりせず、それぞれかわいらしい。時折、話の展開が都合よすぎるように感じたり、疑問に思えるところもあったりするが、物語のテイストにはそれが合っているかな。選択肢でのオートセーブやショートカットなど、機能面は便利で使いやすい。
週刊ファミ通1407号より
ファンタジックな世界観と、女の子の細やかな表情が魅力的。音楽がモチーフの作品だけあって、サウンドもいいね。ハーレムというより、それぞれの女の子とじっくり会話しながら仲を深めていく印象。選択肢が少なめなので、読み物という面が強いかな。コンフィグの項目が細かく設定できたりとシステム面は充実。おまけの時計モードは、ミニゲームで解除するユニークなアラーム機能がおもしろい。
週刊ファミ通1407号より
ショートカットコマンドやバックログジャンプ、キャラボイスのストック、クロックモードなど、各種機能が充実していて遊びやすく、キャラの魅力を活かした作り。ズームインやズームアウトを多用したカメラワークを始め、漫符、ちびキャラスチルなど演出も凝っており、見た目もいい。ただ、選択肢の出現頻度が少なく、物語の盛り上がりまでが長くて間延び感も。インタラクティブな楽しさは少なめ。
週刊ファミ通1407号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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