龍が如く 極(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
シリーズの1作目がベースとなっているが、全面的に作り直されたうえに、追加ストーリーや新要素もあり、単なるリメイクとは呼べない内容。カメラ視点が固定からフリーになったことで遊びやすさがアップ。ミニゲームの“昆虫女王メスキング”は笑えるし、さまざまな局面で真島吾朗が乱入してくる“どこでも真島”システムもユニーク。シリーズ原点の物語はまさに直球で、グッとくるものがあります。
週刊ファミ通1415号より
ベースはオリジナル版に沿っているが、神室町の街並がしっかり作り直されているなど、クオリティーを高めるためのこだわりが随所に感じられる。『龍が如く0』と同様の成長システムを引き継ぐなど、バトルに改良も加えられ、最近のシリーズ作品と比べても遜色ない、遊びやすい作りになっているのも○。新規の場面の追加で物語により深みが出ているし、“どこでも真島”もいいアクセントになっています。
週刊ファミ通1415号より
『龍が如く0』のシステムとクオリティーで遊べる1作目、といった印象。目新しさがあまり前面に打ち出されていないぶん、熟成と安定が感じられる完成度で、一新されるであろう『6』への期待感も高まります。第1作を遊んでいないプレイヤーには文句なしにオススメ。数年前にリマスター版が出ているものの、追加されたシナリオや全体の質の高さで、改めて懐かしさを味わいたいという人も満足できそう。
週刊ファミ通1415号より
初代『龍が如く』当時の神室町が美麗なグラフィックで蘇るのは圧巻で、同時に懐かしさもある。基本的なゲームシステムは初代と同じだけど、複数のバトルスタイルが選べたり、サブストーリーにも手が加えられているなど、最近のシリーズ作と同じ感覚でプレイできる。過去の振り返りとしても楽しめるし、このタイトルから一連のシリーズ作に触れてみる、そのきっかけとなる1本かと思います。
週刊ファミ通1415号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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