初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
従来のフリープレイだけでは少し飽きを感じていたので、“ライブクエスト”の導入は本当にうれしい。かなり新鮮に遊ぶことができた。難しさがインフレ傾向にあったリズムゲームから、不評だった要素を取り除いたのは英断だと思う。モジュールにゲーム的な意味を持たせたのは○。ランダム入手はドキドキ感があるし、何より変身シーンがかわいらしい。メドレー曲は、予想以上にやり応え十分!
週刊ファミ通1424号より
曲中に変身してモジュールを獲得する仕組みや、ミクたちの会話シーンが見られるのは新鮮味があり、これまでとだいぶ様変わりした印象。リズムゲームとして遊べる曲数が30曲になり、若干ボリュームが減ったように感じたりもするが、ライブ感溢れる演出は見応えがあるし、メドレー曲も用意されているので、1曲の濃密さはアップ。“ライブクエスト”では、モジュールなどでスコアを伸ばせるのがいいね。
週刊ファミ通1424号より
楽曲プレイ中に、モジュールを獲得して変身する演出がいい。毎回ランダムなので、何が出てくるのかワクワク。共演キャラとお揃いのモジュールがあるのもいいね。クエストモードは目標が持てるし、アクセサリの組み合わせをスキル重視か、見た目を取るのかとあれこれ考えるのも楽しい。スペシャルライブはメドレー形式で、コンパクトなのに曲の盛り上がる部分をうまくつないでいて、気分も高揚。
週刊ファミ通1424号より
リズムゲームの文法としてはオーソドックスなスタイルだが、遊びやすく、手触り感の良好な作りが好印象。特筆すべきは、遊ぶほどにメリットが生まれるゲーム性。消化試合的なプレイがなく、1曲1曲としっかり向き合える。入手した衣装やアクセサリーの組み合わせにより、多彩な戦略性が味わえ、キャラの着せ替えも含め、目でも楽しめる。楽曲だけでなく、キャラクター性も存分に堪能できるデキ。
週刊ファミ通1424号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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