Kick & Fennick(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
巨大な銃を撃った反動で、反対側に吹っ飛んで移動するアクションがユニーク。重い銃を引きずりながら移動したり、高い位置にあるエレベーターのボタンをジャンプして押したりと、少年の仕草がとてもかわいい! 少年と相棒ロボットとの触れ合い描写もステキ。一部のテキストに、不自然な日本語が散見されるが、アクションがメインのゲームなので問題なしかと。価格以上に楽しめる、お得な良作。
週刊ファミ通1397号より
パワーショットの反動でジャンプする仕組みがおもしろく、ダブルショットで空中で軌道を変えて、トラップの合間を縫うように飛び回るのは爽快。狙いをつけるときにスローモーションになるので、操作がせわしなくなることもないし、タッチ操作でショットの方向を直感的に定められるのもいい。ナビで行き先を表示できるのは便利だが、わかりにくい場面もある。ステージ開始前のロードは、少し長く感じた。
週刊ファミ通1397号より
反動を使ったジャンプは目新しいのですが、進行方向と逆入力となるため、慣れるまではもどかしい。横スクロールアクションながら、奥行も感じられるステージ構成で、縦方向への移動も多い。それゆえか、画面外で見えない足場へのジャンプでは、初見殺し的にミスとなることもあるけれど、リスタートは早い。仕掛けも骨太です。グラフィックはなめらかでいいね。テキストのちょっとした誤植はご愛嬌。
週刊ファミ通1397号より
敵を倒すだけではなく、銃を撃ったときの反動を利用するとジャンプできる、というシステムが新鮮。シンプルなゲーム性だが操作感は心地よく、ちょっとした謎解き要素も相まって、マップ上を徘徊する楽しさが味わえる。銃を撃つ角度を、タッチ操作で直感的に調整できる点も◎。似たような雰囲気のステージが続く印象もあるが、アクションと謎解きのバランスは絶妙。コストパフォーマンスは高い。
週刊ファミ通1397号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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