プチコンマガジン 創刊号(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
BASICで作られたユーザー投稿作品集。収録作は35本と多いが、『S O L I D G U N N E R』以外、ミニゲームと言うよりもアイデア優先の一発勝負的なものがほとんど。「そうきたか!」と感心させられる作品もあるが、「え、これで終わり!?」というものも多く、ミニゲームで遊ぶのが目的だと肩透かしを食らうかも。だが、『プチコン3号』を使ったゲーム作成に興味がある人には、参考になるし、価値のあるソフト。
週刊ファミ通1394号より
『プチコン3号』に興味のある人が、実際にどんなプログラムを作って遊べるのかが実感できるほか、より多くの人に作品を手に取って遊んでもらえる仕組みは、プログラムを作る側のユーザーにとっても、刺激となっているのでいいね。ミニゲーム集として見ると、かなりシンプルな内容で、じっくりプレイできるゲームはあまりないが、バラエティー豊かな作品群をザッピングするように遊べるのはグッド。
週刊ファミ通1394号より
自分でゲームを作ってみたい人は必見。自作でここまでできるのだという驚きやヒントが満載です。アイデアを形にした、投稿者の技術力や根気に敬意を表します。アマチュアクリエイターの発表の場としても励みになるので、長く続いてほしい企画ですね。ミニゲーム集として購入するには、手作り感や同人のノリを楽しめないと辛いですが、プロによる収録作1本だけでも元が取れる価格だと思います。
週刊ファミ通1394号より
非ゲームを含む、“立体視”をお題にした作品群は、いずれもじっくり遊べるタイプではないものの、キラリと光る一発ネタもあり、思いのほか楽しめるでしょう。メーカー制作の『S O L I D G U N N E R』は、敵編隊の連続撃破ボーナス命のシンプルな爽快シューティングであるとともに、別売りの簡易プログラム言語『プチコン3号』のみでここまでできるのだというデモンストレーション作品として、必見です。
週刊ファミ通1394号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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