ぎゃるガンヴォルト(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
稲船敬二氏が絡むタイトルだけあり、ファミコン版『ロックマン』のテイスト溢れる内容。スクロールで画面外の敵が復活したり、やや手強くて、攻撃パターンを見切って倒すボス戦なども健在。ドット絵のグラフィック、ノリのいいピコピコサウンド、ショットとジャンプで進むゲーム性と、当時の横スクロールアクションそのままで、懐かしさに浸れます。操作キャラ数やゲームのボリュームは、価格相応。
週刊ファミ通1393号より
シンプルなアクションは、『ロックマン』のような手触り。ゲーム性自体には、『ガンヴォルト』や『ぎゃる☆がん』らしさはあまり感じられないが、各キャラ固有の技や動きを駆使することで、同じステージやボスに対しても異なるアプローチができるのがおもしろい。ボス戦は歯応えがあり、攻略法を見つけ出すのが楽しめる。コンボによってスコアの倍率が上がるのは、やり込み要素としていいシステム。
週刊ファミ通1393号より
3DS版の『マイティガンヴォルト』がベースとなっているけれど、表示画面の横側に技表が表示されていたりと、より遊びやすくなっています。追加配信ステージが収録されているのもいいね。ステージ構成やアクションは、『ロックマン』的な体で覚えていくタイプで、歯応えは十分。3つのシリーズ作品から参戦した主人公は、敵を魅了するなど、それぞれ特徴的なアクションを持ち、使い分けが楽しい。
週刊ファミ通1393号より
ビジュアル、ゲーム内容ともに1980年代のファミコンテイストを踏襲。シンプルな操作ながらも2Dアクションの攻防における駆け引きの妙が詰め込まれている。プレイアブルキャラが3人いるが、途中でキャラ変更ができないため、それぞれの特性を活かしながら攻略する楽しさが味わえないのは残念。PS4版は、PS Vita版と比べると、キャラの動きやプレイ感覚が少しもっさりしている印象があった。
週刊ファミ通1393号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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