ゴーストリコン ワイルドランズ(Xbox One)のレビュー・評価・感想情報
シリーズ初のオープンワールド作品となり、ミッションクリアーの自由度が大幅に高まっている。なかでも、各地方でさまざまな情報を手に入れながら、敵組織の中ボスを特定し、それを倒すのがおもしろい。現地での取材に基づいて再現された南米ボリビアや、麻薬カルテルという組織も、それっぽい雰囲気が出ている。やり込み要素も充実しているので、本作を遊び倒すのは、いい意味でかなりたいへん!
週刊ファミ通1475号より
ボリビアを舞台にしたオープンワールドの臨場感が非常によく、カルテル殲滅のために、組織の各部門を徐々に切り崩してボスに迫る物語構成もいい。ミッションの遂行方法も、ドローンを使ってのステルスや、“SYNCショット”で仲間と協力して敵を倒す以外に、正面突破もできたりと、多彩なアプローチが可能なのがおもしろい。進行がやや淡々とする場面もあるが、自由にプレイを進められる作りが○。
週刊ファミ通1475号より
賞金首たちを狙い、敵組織の勢力を少しずつ削いでいくのがおもしろい。ミッションは、潜入や殲滅以外にユニークなものもあって多彩。攻略の自由度のため、地形が登れるよう配慮されているのがうれしいね。操作の快適さや、乗り物の調達に事欠かないのもいい。チームとの会話も、日本語フルボイスなのでにぎやか。スキルメニューが若干複雑で、各スキルで特定の条件達成が必要なのがもどかしい。
週刊ファミ通1475号より
チームプレイによる多彩な戦略性が味わえる。索敵しながら進入経路を探り、隠密に遂行するか、それとも銃撃戦で強行突破か、などと模索するのが楽しい。スキルツリーによるキャラのカスタマイズを始め、武器やガジェットのエディットなど、プレイヤーごとに幅の広い遊びが楽しめる内容が◎。ソロよりも、オンライン協力プレイがオススメ。あと、チュートリアルは、いま以上に親切だとうれしかった。
週刊ファミ通1475号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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