ヴァンパイアスナイパー(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
ジャイロ機能で標的を探し、ズームインとズームアウトで狙いを定めて撃つゲーム性は、独特の狙撃体験が味わえておもしろい。遊んでいるうちにジャイロ機能の焦点がズレやすいのは気になったが、ボタンひとつでカメラをリセットできるのは○。難度は高めで、中盤以降は特殊能力や必殺技をフル活用しないとクリアーはきびしい。キャラのモデリングが、アップになったときに粗さが目立つのは残念。
週刊ファミ通1386号より
ジャイロセンサーで狙いをつける仕組みはユニークで、ズームインを活用して敵や囚われた人間を捜すのもおもしろい。ただ、細かい調整が難しく、カメラリセットを頻繁に行うことになり、もどかしく思うこともしばしばで、操作には慣れが必要。ボス戦できびしすぎる局面があり、“ヴァンパイアビジョン”やバレットタイム、パワーアップなどが使えたり、難易度が変えられるといった救済措置が欲しかった。
週刊ファミ通1386号より
ジャイロ操作でヴァンパイアに照準を合わせるため、狙撃の臨場感があるね。要救助者が囚われた檻の錠前を壊すなど、針の穴に糸を通すようなスナイピングが求められる場面も。若干ズレていても成功となる反面、どうしても手ぶれするので、誤射してしまうもどかしさも。カプセルのシステムなど、ゲーム中にも詳しい解説が欲しいところ。進行度が各面ごとに保存され、リトライができるとよかったな。
週刊ファミ通1386号より
3DS本体のジャイロ機能を活かした操作は直感的だが、ゲーム機を動かしながら索敵し、ズームしつつ照準を合わせるという操作はかなり繊細。豆粒ほどの敵は、拡大しても目視しにくく、1ステージが長いこともあり、長時間遊ぶほどに少々のストレスも。初見だとルールがわかりにくく、説明書を読んでもアイテムの効果やゲームシステムが不明瞭で、手探り状態で遊ぶことになるところも気になった。
週刊ファミ通1386号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。