パズルボトル(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
3DS本体を天地逆にして使うという発想はおもしろく、パズルとしてはかなり新鮮。生理的な感覚に従ってプレイするとミスが連発するので、一定の練習が必要。さまざまなジャンルや細かさのイラストが用意されているので、コツをつかめばかなり楽しめる。ただ、“本体を逆さまにする”ワンアイデアだけで突き進んでしまった印象は否めず、どうしても出落ち感が拭えないのはもったいないところ。
週刊ファミ通1375号より
パズルというよりは、タイルを積み上げていく塗り絵のような感覚。コンボコインの獲得やタイムの短縮には、速さと正確さが重要となるが、カラータイルをタッチして落とす際にずれやすく、操作面でストレスを感じることもしばしば。とくに、“スナップショットモード”はタイルの幅が狭く、ミスが生じやすい印象。本体を逆さにして遊ぶアイデアはいいが、おもしろくするための工夫がもっと欲しかった。
週刊ファミ通1375号より
3DS本体の持ちかたが斬新。絵が流れていってしまう前にタイルを落としていく、素早さと正確さが求められるものの、考えてプレイする要素が薄く、パズルというよりドットで絵を描く作業という印象。上下画面のつながりを示すグリッドがあるが、画面の比率の違いのせいかズレているように感じてしまう。タイルが細かくなると、幅も狭くなってミスタッチが増え、もどかしい。音楽や雰囲気はいいね。
週刊ファミ通1375号より
3DS本体を逆さまに持って遊ばせるというギミックはおもしろいのだが、ゲームとしてのデキはちょっと微妙。上画面のカラータイルを下画面に落としていくだけの単純作業で、頭を悩ますことはほとんどない。カラータイルのグリッド幅が上下画面で異なるので、非常に視認性が悪く、意図したタイルがタッチしにくいのは本末転倒。思った通りにタイルを落とせないのは、操作していてストレスになる。
週刊ファミ通1375号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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