HOW TO SURVIVE ゾンビアイランド ストームワーニングエディション(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
美しい画面とウィットに富んだ演出ながら、思いきりガチなサバイバルアクション。俯瞰視点と美しいグラフィックのおかげで、あまり凄惨な印象は受けないのだが、たとえイージーモードであっても簡単には進めないところは、まさしくサバイバル。キャラごとのスキルの違いを始め、フィールドに置かれた豊富なアイテムと武器、ツールの作成などが、楽しみかたのバリエーションを多彩にしている。
週刊ファミ通1374号より
いろいろなアイテムの組み合わせによる、武器や生存するために役立つ道具の作成や、空腹や喉の渇きといった要素は、サバイバルの臨場感を味わわせてくれる。昼夜で敵が変わり、緊張感が生まれるのもいい仕組み。高い位置からの見下ろしの視点なので、アイテムなどを見落としてしまうことがよくありそう。新しく追加されたモードは、くり返しプレイが楽しめる作りで、遊びの幅が広がっている。
週刊ファミ通1374号より
島中にはびこるゾンビはなかなか手強いうえに、瞬時にプレイヤーを取り囲むので、気が抜けません。そんな余裕のない状況下で、ライフやスタミナの回復のみならず、飢えや渇きを満たす必要があるのは、リアルですが、つねに何らかの補給に向かわなければならない状況に陥り、行動を制限されがち。殺伐としたサバイバル生活の中で、アイテムの発見や道具の手作りが、心の慰めになります。
週刊ファミ通1374号より
シンプルながら、ハック&スラッシュにサバイバル要素を見事に取り入れており、この価格のゲームとしてはとてもよくできている。新規エリアと新たなゲームモードは楽しいけれど、前作をプレイした人がこのためだけに購入し直すだけの価値があるかというと、判断がやや難しいところ。遊んでいないキャラでプレイするといった楽しみかたができるなら、十分魅力的な作品かなとも思います。
週刊ファミ通1374号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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