ラブリケーション 1&2(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
心に決めたヒロインにのめり込むほどに、一途になる気持ちよさが、加速度的に増していきます。少しずつ距離が縮まっていく、甘酸っぱいイベントの数々も○。PCからの移植にともなうアダルト成分の減少は、“高校生の純粋な恋愛模様”という視点で見ることで納得。システムまわりは、ひと通りの機能が揃って大きな不満はないけれど、マップ画面での、ヒロインのアイコンの小ささだけはちょっと閉口。
週刊ファミ通1380号より
2作品がまとめて収録されている太っ腹の仕様がうれしい。選べる名前は限られているけれど、ヒロインにボイスつきで呼んでもらえるのは、没入感がグッと増すね。女の子と会いつつ、移動先やアイテムを選んでパラメーターを上げていく仕組みはわかりやすく、気軽に遊べる。『2』では、この手のゲームでは珍しく、難易度をEASYにできるのが親切。女の子と並んで歩くシーンも、ムードがあって○。
週刊ファミ通1380号より
ヒロインに会いに行くのはもちろん、訪れた先でのアイテム選択で自分のステータスが変化していくなど、シミュレーション要素もあるのがいいね。2タイトルが収録されているのもお得感たっぷり。セーブデータ枠を両作品で共有するので、全員を攻略していると、ちょっと不足気味になるのはもったいないところ。PS Vita版ならではのARカメラ機能は、女の子の表情のパターンが豊富で、いろいろ遊べそう。
週刊ファミ通1380号より
物語は、比較的できすぎの展開が多く、臨場感は薄く感じるものの、女の子と徐々に親密になっていくドキドキ感が味わえる構成は◎。ヒロインの趣味や性格に合わせて自分のステータスを変化させていくシステムは、シンプルながらも戦略性があっておもしろい。名前のパターンが豊富で、音声で呼び掛けてくれる仕掛けは、単純だがうれしい。テキストは、主人公のひとり語りが多く、少々独特な印象も。
週刊ファミ通1380号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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