ルミナスアーク インフィニティ(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
開発陣が一新され、従来のシリーズよりもキャラクター色の強い内容に。ジャンルこそシミュレーションRPGだが、アイドル(詩姫)育成ゲームの側面が色濃くなっており、成長ルートを選んで自分好みに詩姫を育てていくのが楽しい。グラフィックがきれいで、キャラの動きやアニメーションも○。大魔法“ラピスバースト”の演出も派手でナイス。けっこうしゃべるが、いっそフルボイスだったら最高だった。
週刊ファミ通1391号より
バトルでは、複数のヒロインがコーリングで歌い、アンサンブルリングを重ねることで効果と範囲をアップできる仕組みが○。位置取りを考え、戦略に組み込むのがおもしろい。ヒロインとの交流では、限られたポイントを使って仲を深めるのが悩み甲斐がある。水着のヒロインにタッチする“シークレットレッスン”もナイス。会話で、ボイスありとなしのセリフが混在しているのは、ちょっと違和感を覚える。
週刊ファミ通1391号より
シリーズ過去作とは異なる印象ですが、これはこれでアリ。戦闘では、参謀役の主人公とヒロインたち、またはヒロインどうしが互いに支援し合う、ギャルゲー的恋愛要素を含んだ行動が、うまくコマンドに落とし込まれています。そうした技が、戦いで有効なのも◎。アイドルプロデュース的な側面もある育成システムやコミュニケーションイベントなど、盛りだくさんなのに、まとまりも感じられます。
週刊ファミ通1391号より
女の子たちと、つかず離れずの距離感でイチャイチャできるアドベンチャーパートと、連携技や慎重な進軍なしでは苦境に追い込まれる戦闘パートをくり返すゲーム進行は、ややゆったりめ。一枚絵や3頭身で表現される女の子のセクシーな姿が、恰好のモチベーションとなるでしょう。パートボイスなのは少々残念ですが、全編にわたり“戦う女の子”の魅力を堪能できるストーリー展開が用意されています。
週刊ファミ通1391号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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