Dead Rising 3(Xbox One)のレビュー・評価・感想情報
大量に押し寄せるゾンビや、フィールドに散らばるアイテムを使った武器の作成は、ハードのパワーアップの恩恵を受け、正常進化。街を埋め尽くす、おびただしい数のゾンビに圧倒されつつも、本作から可能になった改造車(というか武装車)で、まるで除雪でもするかのようになぎ倒していく様は、度が過ぎて思わず笑ってしまう。シリーズ恒例のクレイジーキャラが、ややおとなしくなってしまったのは残念。
週刊ファミ通1344号より
グラフィックは美しく、臨場感のある街で、これでもかというほど現れるゾンビのワラワラ感を存分に味わえる。コンボ武器がその場で作れるようになり、下準備のために特定の場所へ立ち寄る必要がなくなったのはグッド。セーフハウスのロッカーやクローゼットで、一度入手したアイテムを自由に取り出せるシステムも便利。ストーリーモードは制限時間を気にせずプレイ可能になり、敷居も低くなった。
週刊ファミ通1344号より
街を埋め尽くさんばかりのゾンビのワラワラ感がいい。囲まれたときの焦燥感や、なぎ倒す爽快感がたまりません。ボスも手強くて強烈だけど、これまでのシリーズに比べると、ふつうと言うか、想像の範囲内の人物が多めで、少し物足りない印象。時間制限のないモードでは、広いマップの隅々まで探索できるのがうれしいね。武器と同様、乗り物も組み合わせて作れるうえに、ゾンビを蹴散らせるのが楽しい。
週刊ファミ通1344号より
前作と比べてマップ移動がシームレスになり、頻繁なロードがなくなったのはうれしい。武器コンボのシステムも簡略化され、よりテンポよく遊べるようになったのも改良点のひとつ。画面を埋め尽くすほどのゾンビを一掃する爽快感は格別。プレイヤーの誘導もうまく、ストレスなく楽しめる。箱庭内にさまざまな“遊び”が詰め込まれており、プレイヤーごとに違ったプレイが楽しめる幅の広さもいいです。
週刊ファミ通1344号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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