ローゼンメイデン ヴェヘゼルン ジー ヴェルト アップ(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
“まかなかった世界”と“まいた世界”のそれぞれを、別々に楽しめる作りがおもしろい。立ち絵による展開が多く、演出的には少々地味だが、ゲームオリジナルのルートも含め、テンポよく飽きさせないシナリオが○。選択肢のときに自動でセーブしてくれる、自動クイックセーブは便利。
週刊ファミ通1312号より
“まかなかった世界”だけでなく、“まいた世界”の物語もしっかり描かれているのがいい。水彩画調の背景はムードがあってナイス。ただ、キャラの立ち絵にあまり動きがなく、少し淡々とした印象を受けてしまうかな。スチルも多くはないので、テキストが少々説明くさく感じることも。
週刊ファミ通1312号より
つぎつぎと事件が起こるので目が離せず、グイグイ引き込まれるストーリー。原作を知らなくてもすんなり入り込めて楽しめる。ただ、立ち絵の種類や一枚絵が少ないので、グラフィックはやや味気なくて淡泊な印象。欲を言うなら、もう少しファン向けのオマケ要素が欲しかったところ。
週刊ファミ通1312号より
アニメ版に準拠した物語世界で、好きなヒロインとのエピソードを気軽に膨らませられる点は、ファンなら楽しめるはず。イベントCGが少なめ、背景CGのタッチに統一感がないなど、視覚の演出面全般が弱く感じられます。しかし、ボイス関連は声優陣の演技、音質ともに安定していますね。
週刊ファミ通1312号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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