ヴァルキリープロファイル -咎を背負う者-(ニンテンドー DS)のレビュー・評価・感想情報
シミュレーションRPG形式に最初は戸惑うものの、コンボアクションと戦術がうまく融合している印象。羽を使うか否かでバランスがガラリと変わり、羽を使わないルートは茨の道。周回プレイ前提の作りなので、プレイスタイルに合わせて遊ぶといいかも。物語の展開は重く読み応えアリ。
週刊ファミ通1038号より
シミュレーション部分の比重が高いが、全般に敵が強い&賢いため、驚くほど高難度。仲間を犠牲にすれば先に進めるが、それにも限度があり、途方に暮れることも多々。ダークな感情を正面から描く物語と相まって、遊び手を選ぶ怪作。それゆえハマると抜け出せない強烈な魅力もある。
週刊ファミ通1038号より
テーマは命。派手な演出はなくも、ずっしりと重いシナリオが展開される。誰の命も落とさずに進めるのがベストそうだが、難度の高さがそれを許さない。また、戦闘で得られるカルマの影響により、シミュレーション要素が強まっている印象。トライ&リセットを厭わない人向けか。
週刊ファミ通1038号より
テーマ、難度、システムと、シリーズでも屈指の"重さ"です。ゲーム進行に大きく影響する仲間の死を選択させることで、文字どおりプレイヤーにも"咎"を背負わせる構成はお見事。遠距離攻撃の優位性など、多少戦闘バランスに難は感じましたが、歯ごたえありまくりのゲームです。
週刊ファミ通1038号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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