『チェイサーゲーム』アニメ業界編が最終章に突入! これさえ見ればわかる会議中に飲み会、セクハラなど問題だらけのストーリーをおさらい
 ファミ通.comで連載中のゲーム業界お仕事マンガ『チェイサーゲーム』。アニメ業界編として、業界のウラ話や、とんでもないエピソードが描かれている一方、陳マイクによる陰謀に巻き込まれているサイバーコネクトフォー(以下、CC4)の面々。そんなアニメ業界編もいよいよ最終章に突入しました。

 そこで、一部の掲載マンガはすでに掲載期間を終了してしまっているので、今回は来週以降の掲載マンガをより楽しんでもらえるよう、ここまでの話の流れをおさらい。最後に、松島先生の来週掲載分の次回予告カットもご紹介します。
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アニメ業界編、主要キャラの紹介

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池脇 蓮実

 シーズン2の主人公。初めはゲーム業界と異なるアニメ業界の常識に戸惑い怒りすら覚えていた。
 
 しかし、幼いころから憧れていたクリエイターを目の前にし、常識よりも作品ありきという思いから、次第にアニメ業界の闇に染まっていくように……。

渡邉凛

 トランスジェンダー男性。上司である蓮実と親交を深めているが、なにやら不穏な動きがあり……⁉

本田勲

 秘密裏にCC4の制作を妨害する存在の“抹消(エリミネート)”をおこなう。一時期、行方不明となっていたが、謎の人物から指示を受けついに動き出す。

西川裕貴

 CC4代表取締役。社長となりさまざまな難事を乗り越えた結果覚醒し、外見は変身を遂げたが中身は変わらず、ちょっと抜けている愛されキャラ。

 現在、陳マイクと相対するが無事に帰ってこられるのか。

西野 英樹

 アニメスタジオ、アサプロのプロデューサー。登場初期より大分くたびれた印象に。清濁併せ呑むお仕事ひと筋人間。

テトラ

 アサプロのバイト。さわやかな笑顔を見せつつ、怪しい雰囲気の多い青年。“叔父(ダーシェ)”なる人物と繋がりがあるようだが、その正体はいったい……。

ヤマノヒデユキ

 アニメ制作会社、STUDIOヤマノの監督。天女世界のアニメ監督だが石井などに対しては立場が弱い。

石井輝義

 天才キャラクターデザイナー。セクハラ常習犯だがその腕は一級品。蓮実は石井を色仕掛けで利用しようとしている。

新沢良介

 天才脚本家。超有名アニメ『ぷにきゅー』を手掛け一躍有名に。

陳マイク

 ワンセットホールディングスの代表。日本のゲーム会社を次々と買収しているようだが、暗いウワサも多い。くちゃくちゃと音を立てて食べる人物。

アニメ業界編をざっくり振り返り

 蓮実が本田とともに人気漫画『天女世界』のゲーム・アニメ化同時進行プロジェクトのため東京へ出張。アサプロの面々と出会う(単行本10巻収録)。
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 テトラとアニメイベントに参加しそのままSTUDIOヤマノを見学。業界は違えど同じモノ作りの空気に親近感を覚える(単行本10~11巻収録)。
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 しかしそこで石井輝義と出会い、セクハラを黙認する空気にどうしても怒りが抑えられない蓮実だった(単行本11巻収録)。
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 傍若無人なクリエイターを許すような、アニメ業界の現場に戸惑いを覚えつつもサイバーコネクトスリー(以下、CC3)に帰社。出張初日から姿を消していた本田の失踪に気が付く(単行本11巻収録)。
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 当の本田は2年前、更木に指示し謎の少女“林月”を保護していたことが発覚。しかし、現在陳マイク率いる追手に襲われ深手を負ってしまう。陳マイクと本田の関係の謎が深まる(単行本9巻+11巻収録)。
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 一方、龍也たちは大手ゲームメーカーのプロデューサー・齊藤から忠告を受ける。“ワンセットホールディングス”からの株取引を断った会社の社長が相次ぎ行方不明なっているという(単行本12巻収録)。
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 噂を裏付けるようにCC3代表宮崎の乗っていたセスナ機が墜落してしまうのだった(単行本12巻収録)。
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 CC4へと社名変更し、代表は西川が跡を継ぐことに(単行本12巻収録)。
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 CC4に連絡のないまま、アニメ『天女世界』プロジェクトは進行しており、一方的に完成シナリオが送られてくる。蓮実は怒りを抑えながら、再度東京へ向かうことに。
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 東京へ向かった蓮実と木本は、『天女世界』第一回合宿へ参加。そこで石井輝義と再会し、西野、ヤマノ、新沢と会議を行うはずが、雑談ばかり。そして、まさかの酒盛りがはじまる。
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 怒りを覚える木本とは対照に、完成したシナリオ・キャラクターデザインの”凄味“に同じクリエイターとして憧憬が止められない蓮実。
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 その熱意からCC4内での『天女世界』プロジェクト中心人物として抜擢。制作のため二回目の合宿に西川とともに参加することに。
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 遅刻も酒盛りも当たり前に受け入れる蓮実は、石井のセクハラにもすっかり慣れた様子。止めに入った西川を、感謝するところか追い出してしまう。
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 邪険にされて意気消沈の西川のもとに、陳マイクから連絡が入る。向かった先で待っていたのは……⁉
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 危うい情熱を燃やす蓮実はプロジェクトを成功させられるのか⁉

 松山・宮崎の突然の死の真相は⁉

 陳マイクと相対する西川は無事に生きて帰ってこられるのか⁉

 暗躍を続ける本田の過去とは…――。“叔父(ダーシェ)”とはいったい?

 テトラとリンの正体と目的は⁉

 数多くの謎を秘めたままノンストップで突き進む『チェイサーゲーム アニメ業界編』ついにに最終章。最後までお見逃しなく!

松島先生の次回予告カット

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 予告カットをみると、なぜか1996年の西川さんたちの姿が……。これは、次回過去のことが描かれるのでしょうか。

 陳マイクに口封じされそうになった西川さんでしたが、果たしてどのような関係があるのでしょうか。次回マンガ『チェイサーゲーム』は2025年7月21日(月)に掲載予定です。
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