
※本記事は、2024年4月1日にアップした記事を再編集したものです。![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/37782/a46952db869e4bdd21a1b9bc23664f434.jpg?x=767)
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不気味な精神世界を彷徨う名作ホラーアドベンチャー
1995年(平成7年)4月1日は、『Dの食卓』が3DOで発売された日。本日で発売から30周年を迎えた。
本作はワープによる探索型アドベンチャーゲームで、ゲームデザイナーの故・飯野賢治氏が脚本・監督を務めた。当時はまだ3DCGのムービーをふんだんに使ったゲームは珍しく、対応ハードがどちらか言えばコア向けな3DOだったのにも関わらず、発売前から非常に話題になっていた作品。サスペンス・ホラーテイストなストーリーが映画のような演出で臨場感たっぷりに描かれており、多くのプレイヤーたちは画面に釘付けになってしまった。
本作はワープによる探索型アドベンチャーゲームで、ゲームデザイナーの故・飯野賢治氏が脚本・監督を務めた。当時はまだ3DCGのムービーをふんだんに使ったゲームは珍しく、対応ハードがどちらか言えばコア向けな3DOだったのにも関わらず、発売前から非常に話題になっていた作品。サスペンス・ホラーテイストなストーリーが映画のような演出で臨場感たっぷりに描かれており、多くのプレイヤーたちは画面に釘付けになってしまった。
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主人公は金髪の美女ローラ。本作を象徴するキャラクターなので、『Dの食卓』で遊んだことがなくとも知っている人は多いのではないだろうか。髪の毛まで細かく表現されている姿は、当時としては非常にリアルで「ゲームもここまできたか」と驚かされたものだった。
まだまだドット絵の2Dゲームがヒットしていた時代だったことを踏まえると、いかに時代の最先端を走っていたかがわかりやすいかもしれない。なお、1995年に開催されたマルチメディアグランプリ'95では、『Dの食卓』が通商産業大臣賞を受賞している。
まだまだドット絵の2Dゲームがヒットしていた時代だったことを踏まえると、いかに時代の最先端を走っていたかがわかりやすいかもしれない。なお、1995年に開催されたマルチメディアグランプリ'95では、『Dの食卓』が通商産業大臣賞を受賞している。
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ゲームの目的は、精神世界の古城に迷い込んでしまったローラを、さまざまなトラップを回避し、仕掛けの謎を解きながら脱出させること。リアルタイムの2時間以内に脱出させなくてはならず、時間を過ぎてしまうとゲームオーバーというシビアな設定なのもユニークだった。探索中にタマムシを見つけると、ローラの閉ざされた記憶の一部を垣間見ることもできた。
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3DOで先行発売された後、1995年7月28日にはセガサターン版が、1995年12月1日にはプレイステーション版がそれぞれ登場。後にコンプリートグラフィックス版やディレクターズカット版といったバージョン違いも発売されている。ドリームキャストでは続編の『Dの食卓2』も発売された。
いま本作で遊ぶのであればSteam版かGOG.com版が手っ取り早いが(タイトルは『D: The Game』)、残念ながら日本語に対応していない。GOG.com版は下記を参照のこと。
余談だが、5月5日は飯野賢治氏の誕生日。今年(2025)年は生誕55周年を迎えるということで、“飯野賢治の #気になること。2025”と題し、新宿のロフトプラスワンでトークライブが開催される予定だ。気になる方はチェックを。
いま本作で遊ぶのであればSteam版かGOG.com版が手っ取り早いが(タイトルは『D: The Game』)、残念ながら日本語に対応していない。GOG.com版は下記を参照のこと。
余談だが、5月5日は飯野賢治氏の誕生日。今年(2025)年は生誕55周年を迎えるということで、“飯野賢治の #気になること。2025”と題し、新宿のロフトプラスワンでトークライブが開催される予定だ。気になる方はチェックを。