『Superliminal』錯視を利用した名作パズルアドベンチャーゲームにモバイル版が登場。iOS/Androidで配信開始
　Noodlecake Studiosが、Pillow Castle Gamesが開発したパズルアドベンチャーゲーム『Superliminal』のモバイル版をiOS/Android向けに配信開始した。無料で試遊が可能で、有料でフルバージョンに切り替えられる。参考までにGoogle Playでの価格は900円（現在は発売記念セールで640円）。
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　『Superliminal』は、強制的遠近法による錯視を利用したギミックが特徴のパズルアドベンチャーゲーム。このゲームでは、物体を手に取った瞬間にそのサイズは一旦不問となり、手放した瞬間に像（見え方）や床や壁などとの障害物との関係に従って新たなサイズが決定される。

　実際どういうコトなのかはプレイして体感してみないとわかりづらいのだが、この性質を利用することで、すぐ目の前にある数センチサイズのチェスの駒を「数メートル前に存在する超デカいチェスの駒」（拡大化）にしたり、立ちふさがっている大きなブロックを逆に「超近くにある積み木」（縮小化）に変換することが可能となり、それらを利用して障害をクリアーし、先に進んでいけるようになるのだ。
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影や細かな視差効果を無視してしまえば、ここで見えているチェスの駒は「目の前近くに持ち上げた小さなチェスの駒」とも「通路のちょっと先に浮いている巨大な駒」とも捉えられる。このトリックが本作のキモで、手を離して実体化させた時にどちらになるのかは壁や床との位置関係で決まる。この場合は大きく存在しうるスペースがあるので後者。
　『Superliminal』は各種家庭用ゲーム機やPCで先行して発売されており、その奇想天外な体験が人気を博した。この機会にモバイル機でプレイしてみたいという人はチェックしてみるといいんじゃないだろうか。